葉にんにくのレシピ6選|栄養価の高い葉にんにくを食べよう
<材料>
2人分
ブリお刺身………………2人前(8切れぐらい)
葉にんにく………………1株
白味噌……………………大さじ2
砂糖………………………小さじ1~2
酢…………………………大さじ1~1.5
<作り方>
1.)
葉にんにくは根本の部分を切り落とし、葉のみを使います。細かく刻んで、すり鉢で丁寧にすり潰します。
2.)
砂糖と白味噌を加えてよくすり混ぜます。
3.)
酢を加えて、溶き混ぜていきます。すり鉢の溝に溜まった葉にんにくも全部混ぜ込んで下さい。酢は味を見ながら少しずつ入れて、味を調整してたら完成です。お刺身にたっぷりかけてお召し上がり下さい!
葉にんにくを使ったレシピの最後は、葉にんにくの醤油漬けです。葉にんにくと唐辛子を醤油に漬けただけのシンプル料理ですが、いろいろな料理に使用する事ができます。また、味が染み込んでいますので、そのままご飯のおともにもできますし、ちょっとしたお茶受けにも使用できます。
材 料:葉にんにく200g。
A:醤油1/2cup、砂糖1/2cup、酢1/3cup、水1cup、赤唐辛子1本。
作り方:
①葉にんにくを洗い、食べやすい長さに切って、瓶に敷き詰める。
②Aを沸騰させた状態で瓶に注ぎ入れ、冷ましてから蓋をして常温で1週間程おくと出来上がり。
◎漬ける前の葉にんにくは匂いが強いですが、一週間ほどで匂いもまろやかになります。
葉にんにくは、にんにくに比べて匂いが強くはありませんが、まな板に匂いがついてしまう場合もあります。また、肉料理と野菜料理は、まな板を変えておいた方が食中毒などの危険が少なくなります。まな板が増えると片付けが大変だという方には、こちらのまな板がおすすめです。
竹製のものは、木のまな板よりも匂いが染み込みにくくお手入れも簡単です。しかし、念のため生野菜用とそれ以外の食材用のまな板は分けておきましょう。
葉にんにくには、にんにくにはない栄養素も含まれています。葉にんにくには、どのような栄養素が含まれているのでしょうか。また、その栄養素は、どのような効果があるのでしょうか。
葉にんにくが、にんにくよりも多く含まれている栄養素は、ビタミンA・硫化アリル・カルシウム・鉄分・ポリフェノールです。特にビタミンAは、にんにくには含まれていない成分です。
葉にんにくに含まれているビタミンAとは、レチノイン酸、レチノール、レチナールの総称です。ビタミンAの主要成分はレチノールで、皮膚や目の粘膜を健康に保つ効果や抵抗力を強める効果があります。また、レチノールは、薄暗い所で視力を保つ働きをもつ効果もあります。
ビタミンAは、厚生労働省により年齢ごとの摂取量が決められています。体に蓄積しやすい成分ですので、過剰摂取にも気をつけましょう。
葉にんにくに含まれる硫化アリルとは、普通のにんにくやタマネギなどのユリ科植物に含まれている成分です。例えば、タマネギを切った際に目が痛くなる場合や、普通のにんにくの辛みも硫化アリルによる刺激です。
硫化アリルの効果は、疲労回復や殺菌効果、血栓の生成予防、血中コレステロールの増加抑制、インシュリンや胃液の分泌促進などがあります。しかし、大量摂取は逆効果になってしまいますので、気をつけましょう。
葉にんにくに含まれているカルシウムは、人間の骨の材料となる成分です。不足してしまうと、骨粗鬆症などの病気になってしまいます。骨粗鬆症とは、骨がスカスカになり折れやすくなる症状の病気です。
また、カルシウムは体内で生成できる成分ではありませんので、外部から食べ物という形で摂取しなければいけません。
成人女性の場合、カルシウムの摂取量は650mgとなっています。カルシウムは、牛乳や小魚にも含まれています。
葉にんにくに含まれている鉄分は、貧血気味の人に効果がある成分です。1日の鉄分の摂取量は男性10mgで女性が12mgとなっています。また、鉄分はあさりやレバー、ひじき、ほうれん草、切り干し大根、大豆といった食品にも多く含まれています。
葉にんにくに含まれているポリフェノールは、抗酸化作用があり、活性酸素などを無害な物質に変える効果があります。しかし、水に溶けやすい性質がありますので、長時間効果が持続しません。毎日摂取することで動脈硬化などの生活習慣病に効果があります。
葉にんにくは、普通のにんにくに比べて辛みも少なく、匂いもきつくありませんが、にんにくにはない栄養成分も含んでいます。葉にんにくは、通常のにんにく料理よりも調理しやすいですので、レシピを参考に自分だけのオリジナル料理に挑戦してみましょう。
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