病んでる人の特徴や性格
あなたも自分の周りにいる病んでる人を、何人かは思い浮かべることができるのではないでしょうか?
現在のストレス社会、どんな人でも病んでる人になる可能性はあります。けれども同じ状況にある人全てが病んでるか?と言えば、そうとは言えないでしょう。病みやすい人とそうではない人がいます。病んでる人にはどんな特徴・性格があるのでしょうか?元々ネガティブ思考で悪いことばかり考えやすい
病んでる人は元々、物の考え方がネガティブな方向に向かっていきやすい傾向があります。ネガティブなことを考えていると次第に気持ちが落ち込んでいくだけでなく、何となく体調の悪さも感じるようになってくるでしょう。
思考と感情、体調には連なり合っているところがあり、1つが下がってくると連動して他も落ちていく傾向があります。そうしているうちに、悪循環のループから抜け出せなくなってしまいます。1人で抱え込みやすく、相談できる人がいない
病んでる人は仕事でも悩みごとでも、自分の中だけに抱え込んでしまいやすい傾向があります。自分だけで抱え込んでしまうので、休んだ時に自分の代わりに業務をやってくれる人もおらず、休むに休めない状況を自分で作ってしまっていると言わざるを得ません。
また、元々人を頼ったり相談することが得意でない人もいて、何か困ったことがあっても自分の中だけで何とか解決しようとします。自分の中だけではどうすることもできなくなってくるにつれて、精神的にも病んできてしまいます。発散できる趣味が少ない
病んでる人は元々趣味と呼べるものが少ない場合があります。自分が楽しいと思えたり情熱を傾けられるものがないので、仕事などで嫌なことがあっても気持ちを切り替えられなかったり、ストレスを発散して明日への意欲につなげていくことができません。
また甘い物が好き等、好きなことがあってもそればかりやっていたら、体調にも悪影響を及ぼしてしまうこともあるでしょう。病んでる人は持っている趣味が偏っていて、まんべんなく体を動かしたり気持ちを使ったり、ということができない傾向にあります。仕事などに能力が追い付かないことも
病んでる人は、抱えている業務量とこなせる量のバランスが崩れている場合があります。日本の会社では、元々少ない人員で大量の業務をこなさなければならないことも多いでしょう。大量の業務をこなしているうちに、能力が追い付かなくなってしまうこともあります。
病んでる人の心理
病んでる人はどのような心理にあるのでしょうか?病んでる人が陥りやすい心理について、解説します。
疲労困憊で視野が狭くなっている
病んでる人は疲労がピークにまで蓄積されていたり、過大なストレスがかかることで見える視野が狭くなっています。そのため気持ちに余裕が無く、周囲の人が気遣いをしても、それが気遣いであると気が付くことができません。自分のことだけを考えるので精一杯になっています。
また疲労の蓄積で、思考量がかなり減退しているということもあるでしょう。思考が単純化して何かあるとすぐに破滅的な考えに直結しやすいのは、疲労困憊からくる許容量のオーバーが原因である場合があります。悪いことばかりが頭をよぎる
元々ネガティブに物事を考えやすい人であったか、ポジティブに考えやすい人であったかを問わず、病んでると悪いことばかりが頭をよぎるようになります。1つ何か考えると次々に悪いことばかりが想像され、明るいことは一切思い浮かばなくなります。
また、まだ何も起きていないこれからのことに対しても、「きっと~に違いない」と悪い予想をたてるようになります。病んでる気持ちのために、良い未来が想像出来なくなっていると言えます。追い詰められた破滅的な考え
病んでる人は気持ちに余裕が無く、追い詰められた心境にいます。そのため何か起こると、すぐに破滅的な考えと結びつきやすくなっています。明るい側面の情報があっても、病んでる人は全く気が付けなかったり、そのような情報は無かったかのように無視してしまいます。自分の中に起こった強いイメージに囚われてしまい、他の人の言葉が一切耳に入らなくないます。
強い焦燥感で、好転するまで待つのが厳しい
病んでる人の思考回路は基本的に白か黒かの二択で、グレーはありません。さらに気持ちの余裕を無くしているので、今はグレーでも待っていれば白になるようなことでも、病んでる人にとっては黒と見なされてしまいます。
好転するまでじっと待つということが難しく、すぐに答えを求めようとします。病んでる人が早急な答えを求めるその裏側には、強い焦燥感があります。さらにはそのような行動を取らざるを得ないだけの、藁をもすがるような気持ちに突き動かされて、といったこともあると言えます。