あおり運転の対策方法・警察に通報していいのか・免停になるのか

社会問題

あおり運転の対策方法は?

あおり運転の対策方法・警察に通報していいのか・免停になるのか

運転中にあおり運転をされると、とても嫌な気持ちになるという人が多いでしょう。あおり運転をしてくる車に対しては、どのような対策をとれば良いのでしょうか。あおり運転への対策方法を紹介していきます。

ドライブレコーダーをつける

あおり運転への最も効果のある対策方法として、ドライブレコーダーをつけるという対策方法があります。ドライブレコーダーを車の前後につけ、ステッカーなどで「ドライブレコーダー作動中」「撮影中」などと示しておけば、たいていの車はあおり運転をしてくることはないでしょう。

また、ドライブレコーダーで撮影中にあおり運転をされた場合は、その映像を持参して最寄りの警察署に行くことで、あおり運転者に対して社会的な制裁をすることができます。

法定速度で走る

法定速度で走ることは当たり前ですが、法定速度より明らかに遅いスピードで走っていると、どうしてもあおり運転の被害を受けやすくなってしまいます。法定速度が60kmの場合は、最低でも50km以上の速度を出して走るようにしましょう。

仮に、法定速度よりもかなりゆっくりでしか走行できない理由(初心者や運転が怖いなど)がある場合は、スピードを落としハザードを点け、後ろの車を先に行かせてあげるようにしましょう。こうすることで、あおり運転をされることを防ぐことができます。

ステッカーを貼る

あおり運転の対策方法・警察に通報していいのか・免停になるのか

あおり運転の対策として、「赤ちゃんが乗っています」「お先にどうぞ」「ドライブレコーダー撮影中」などのステッカーを貼ると効果的です。また、初心者マークや高齢者マークなども、「スピードが出せません」「運転になれていません」ということを示すことができるのでおすすめです。

初心者マークを貼っている車などにあおり運転をした場合、かなり厳しい罰則が与えられることがあるので、よっぽどのことがない限りあおり運転をする車はいないでしょう。

大きな車に乗る

車の中でも「軽自動車」は、比較的あおり運転の対象にされやすいです。軽自動車は車体が小さく軽いため、仮にあおっている本人の車がぶつかったとしても身の安全が確保されることが多いです。また、女性やお年寄り、初心者などが多く乗っていることも、軽自動車があおられる原因の1つと言えるでしょう。

そのため、大きな車に乗ることで、あおり運転を未然に防ぐことができます。ランドクルーザーやハイラックス、パジェロやジープなど、大きめの車はぶつかった際にあおっている方の車が危険にさらされる可能性が高いため、基本的にあおり運転を受けることがありません。 あおり運転をされたくないという場合は、大きな車に乗るのも1つの対処方法になります。

あおり運転は通報しても良い?

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あおり運転をされた際は、とても嫌な気持ちになると同時に、相手を「許せない」という気持ちになる人も多いでしょう。あおり運転をされたら、通報しても良いのでしょうか。

警察に通報しよう

あおり運転をされた場合は、警察に通報しましょう。通報する際は、路肩に停車するなどして自分の身の安全を確保し、あおり運転をしてきた車のナンバーを警察に伝えましょう。

実際は「現行犯」ではない限り、口頭注意などで終わってしまうことが多いですが、ドライブレコーダーなどに証拠が残っている場合は、それらの証拠を提示することで、何らかの罰則が与えられることもあります。 また、そういった車は、別の場所でも同じような行為を繰り返すことが多いため、一度警察に通報しておけば「要注意人物」として認識され、検挙される可能性が高くなります。

運転中の通報はNG

あおり運転をされてカッとなっても、運転中に通報することは絶対にやめましょう。運転中に通報すると、「携帯電話の使用」ということで、あなたが罰則を受けることもあります。

また、あおり運転の挑発に乗ってしまった場合も、罰則の対象になってしまうことがあるため、通報の際は必ず車を停止させ、あおり運転の車を追いかけるなどの強硬手段に出ることは絶対にやめましょう。
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