牛乳ダイエットの効果は?
痩せる
牛乳に含まれているカルシウムは、骨や歯をつくるだけでなく体内の脂肪を減少させる効果を持っています。脂肪をつくりだす動きを抑え、分解を促進してくれることによりしっかり痩せられます。
空腹を和らげる
牛乳に含まれる成分は水と違って、8割の水分と2割のタンパク質と脂肪が含まれています。コップ1杯で小さなリンゴ1個を摂取していることになるので、飲むと満腹感を得られます。
痩せやすい身体になる
牛乳には乳糖と言われる成分が含まれており、腸内環境を整えてくれます。これにより便通を良くしてくれるので、蓄積された老廃物を排出しやすくなります。また同じく牛乳に含まれているアミノ酸が新陳代謝を促進させ、筋肉増加を助けてくれます。このふたつの成分が、ダイエットに適した身体へつくりかえてくれます。
疲労を回復してくれる
アミノ酸が含まれる食品や飲料のなかで、牛乳はもっともバランスの比率が良いとされています。人にとって必要不可欠な必須アミノ酸であることから、疲労回復効果のほかにも筋肉を強化してくれたり、神経の働きをサポートしてくれます。
牛乳ダイエットのやり方は?
基本は飲むだけでいい
牛乳ダイエットのやり方はとてもシンプルで、好きなタイミングに牛乳を飲むだけです。量としては、コップ1杯分で構いません。そのときそのまま飲んでしまってもいいですが、しっかり噛みながら飲むとより強い満腹感を得られます。
飲むタイミングは?
タイミングは目的によって分かれます。牛乳の満腹感を利用して食べ過ぎを防ぎたい人は、食前に飲むようにしましょう。また、同時に脂肪の吸収を抑える効果もあります。食前以外にもお腹が空いて間食してしまいそうな時に応じて飲む方法もあります。
食事以外にも朝や夜に合わせて飲むのも良いでしょう。朝は寝起きの腸を刺激してくれるのでデトックス効果を高まり、夜は牛乳のタンパク質がストレス緩和に関わるのあるホルモンを刺激してくれるので安眠効果があります。 運動をしている人は、終わってから牛乳を飲むと筋肉増加の効果が期待できます。このとき注意して欲しいのは飲むタイミングで、身体が最もタンパク質を欲している運動後の30分以内には飲むようにしましょう。アイスとホットのどちらがいい?
食前や運動後なら、冷たい牛乳でも構いません。しかし朝夜の場合は、温かい牛乳を飲むようにしましょう。理由としては、朝の身体は覚醒したばかりなので、冷たい飲み物が過度な刺激となって下痢を引き起こす可能性があります。夜は冷たいものよりも温かいほうが、よりリラックス効果を高めてくれます。
また、下痢をしやすい人は乳糖を分解しにくい『乳糖不耐症』という体質の可能性があります。昨今ではそういった人向けの牛乳も販売されているので、それで飲んでダイエットをしてみると良いでしょう。無調整牛乳と低脂肪乳のどちらがいい?
低脂肪乳は、無調整牛乳と比べてカロリーが低いのでダイエットに適しているように見えますが、必ずしもそうとは限りません。低脂肪乳は無調整牛乳よりも脂肪分を減らしていることから、本来得られる満腹感などの効果が半減してしまう可能性があります。そのため、ダイエットに使用するならば通常の無調整牛乳のほうがいいと言えるでしょう。