女性でも加齢臭はする?口・頭・脇などの加齢臭対策

ヘルスケア

仮に今は加齢臭がしていない女性でも、いずれは加齢臭がするようになる可能性があります。女性はやはり臭いがしていないか気になるものです。そんな女性の加齢臭ですが、生活習慣によってある程度予防することができます。

シャンプーのしすぎは逆効果?

臭いが気になるからといって1日に何度もシャンプーをするのは逆効果です。頭皮に必要な皮脂まで奪ってしまい、体は不足分を補おうとして臭いの元となる皮脂の過剰分泌を行います。シャンプーは1日1回までとしてください。どうしても気になる場合はお湯だけで洗うか、緑茶やウーロン茶をコットンに含ませて頭皮をふき取ると良いです。なお、除菌ティッシュは頭皮に必要な常在菌まで損ねてしまうのでおすすめできません。

また、頭皮の雑菌が繁殖すると臭いの元になります。髪が生乾きの状態だと雑菌が増えやすくなるため、ドライヤーを使ってしっかり乾かすようにしましょう。

大豆製品が加齢臭予防になる?

加齢臭は女性ホルモンが減少することで起こりやすくなることは説明した通りです。植物性イソフラボンはこの女性ホルモンに似た働きをするため、植物性イソフラボンを多く含む大豆製品を食べることで加齢臭の軽減に役立ちます。大豆製品の例としては味噌、醤油、おから、納豆、豆乳などです。

腸内環境を整えると加齢臭予防になる?

加齢臭に限らず、体から出る臭いの主な原因物質は動物性たんぱく質です。たんぱく質が大腸内の悪玉菌に分解されることで生まれるアンモニア等が悪臭の原因になります。年をとると善玉菌が減って悪玉菌の働きが活発になりやすいため、腸内環境を整えてあげることが大切です。

まずは肉類を控えます。悪玉菌は肉のたんぱく質が大好物です。さらに、肉を多く食べると皮脂の分泌量も増え、加齢臭が強くなります。どうしても肉を食べたい場合は肉の3倍量の野菜を食べるように心掛けます。 また、食物繊維や発酵食品などの善玉菌を増やす食品を摂取すると腸内環境の整備に効果的です。食物繊維は善玉菌の餌となり、臭いの原因物質を体の外に出す助けをしてくれます。食物繊維には水溶性のものと不溶性のものがありますが、両方ともバランス良く摂ることが大切です。 水溶性食物繊維はひじき、めかぶ、キウイ、ゴボウ、アボカド、納豆などに多く含まれています。一方、不溶性食物繊維はゴボウ、たけのこ、アボカド、いんげん豆、さつまいも、エノキなどに多く含まれています。また、発酵食品の例としては納豆、キムチ、チーズ、ヨーグルトなどが挙げられます。
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