軟水と硬水の違い・健康面で体に良いのは・商品の特徴

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また洗濯をする際、洗剤や石鹸の泡立ちが悪ければ洗いにくいということが挙げられますが、硬水よりも軟水の方が洗剤の泡立ちが良くなります。つまり洗濯をするときは、硬水よりも軟水の方が向いているといえるのです。

体に良いのは軟水?硬水?

軟水と硬水の違い・健康面で体に良いのは・商品の特徴

軟水と硬水の違いが分かれば、どちらの方が体にいいのか気になるという人もいるでしょう。実際、ダイエットには硬水の方が向いているという話を耳にした人もいるかと思います。

では、本当に体に良い水というのは、軟水と硬水のどちらなのでしょう。

髪の毛を洗うときに向いているのは?

まずは髪の毛を洗うときに向いているのはどちらの水なのかを見ていきましょう。

日本に住んでいると、普段髪を洗うときやシャンプーなどを流した後、髪がごわついて困るということはそうありません。軟水にはミネラル成分が硬水ほど含まれていないため、髪を洗ってもパサつきはあまり感じることがないのです。しかし、硬水で髪を洗うとマグネシウムやカルシウムの影響を受け、髪がパサパサとした質感になってしまいます。 髪を洗うときには、軟水で洗うようにした方がいいでしょう。

肌を洗うときには?

体や顔を洗う際には、軟水と硬水のどちらが向いているのでしょうか。

軟水で洗っていても、それほど肌のつっぱりを感じるという人は多くはありませんが、硬水で肌を洗うとつっぱりを感じるという人は多くなります。これも髪と同じように、硬水にマグネシウムやカルシウムが含まれていてその影響を受けるからです。 特に肌が敏感な人やアトピー性皮膚炎のある人などは、できれば軟水を使って肌を洗う方がいいでしょう。

ダイエットに適しているのは?

ダイエットをしたことがある人なら、一度は硬水がダイエットに良いと聞いたことがあるのではないでしょうか。

実際、ダイエットには軟水よりも硬水の方が向いているといえます。それには硬水に含まれるミネラル成分が関係してきます。ダイエットを効率的に行うためには代謝のアップが欠かせませんが、ミネラルを摂取することで代謝が上がりやすくなります。 硬水にはダイエットに必要なミネラルが豊富に含まれています。またカルシウムは脂肪吸収を抑制するため、更にダイエットを効果的にサポートしてくれます。硬水に含まれるマグネシウムにも便秘を解消する効果があり、便通をよくなることで美肌効果にも影響します。 ただし、硬水がいくらダイエットに向いているからといって飲みすぎると、胃腸への負担がかかりお腹を壊してしまうこともあるため注意が必要です。

赤ちゃんに優しいのはどちらの水?

赤ちゃんにとって水は大切です。ミルクを作るときや離乳食を作るときにも水は欠かせませんし、大人よりも肌はデリケートになっています。そんな赤ちゃんに優しい水とは、軟水と硬水のどちらなのでしょう。

赤ちゃんのミルクを作るときに適した水の硬度は60くらいが最適とされています。赤ちゃんのミルクには元々ミネラルが含まれており、ミネラルが豊富な硬水で作ると粉ミルクの成分バランスは崩れてしまいます。 また肌がデリケートな赤ちゃんには、軟水の水の方が負担も少なくなります。赤ちゃんに飲ませる水やお風呂などの水は、軟水の方が適しているといえるでしょう。
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