顔のむくみはどうして起こるの?
飲み会や食事会の次の日に顔がむくんでパンパンになってしまう、瞼がパンパン、フェイスラインがはっきりしなくなり、太ったように見えるという経験をしている人は多いのではないでしょうか。むくみは、人の身体は60%の水分で構成されており、その水分が細胞の間に溜まってしまうことで起こります。
むくみの原因は、血液の循環不良やリンパの停滞、運動不足による血行不良や代謝不良、偏食によって塩分と水分のバランスが崩れるため、アルコールの摂取により水分を貯めこもうとするため、体温調節機能の低下による水分の代謝低下、心臓病や肝臓病などの内臓疾患や甲状腺機能低下によるむくみなどがあります。 女性の場合は、女性ホルモンの作用で生理前から整理中にかけて水分を身体に溜め込もうとし、むくみやすくなります。顔のむくみは、摂取する食べ物や飲み物、またマッサージによって解消することが可能です。顔のむくみを解消する食べ物
飲み物
水分を摂るとむくみがひどくなるとおもっている人が多いでしょう。水分がないと脱水症状を解消するために細胞の中にある水分を出そうとするのでむくみが出てしまいます。水分をある程度摂取しなければ、余分な水分は出ていきません。
むくみを解消してくれる飲み物は、血液をサラサラにしてくれるポリフェノールを含んでいる緑茶、赤ワイン、生姜茶、黒豆茶、カカオを多く含むココアなどは血の流れをスムースにしてくれます。また、ハト麦茶、ルイボスティーなどの利尿作用のあるハーブティーは顔のむくみ解消に効果があります。冷たい飲み物は内臓の負担になってしまうので、温かいお茶にしましょう。食べ物
タンパク質
たんぱく質の中に含まれているアルブミンという成分は血液の中にたくさん含まれています。
アルブミンは血液の中の水分を運んでくれる性質を持っているので、たんぱく質の不足はむくみの原因となってしまいます。肉類、魚介類、卵のほか、納豆、豆腐をはじめとする大豆食品などのタンパク質を含む食べ物はむくみ解消に効果があります。ビタミンB1
ビタミンB1は炭水化物の代謝に関係しており、ブドウ糖をエネルギーに変えるときの助けをする働きがあります。ビタミンB1が不足していると、タンパク質の合成がスムーズにできなくなり、血液内にタンパク質が不足してしまいます。また、アルコールの代謝や糖分の代謝にもビタミンB1は大切な役割を担っています。
ビタミンB1は水に溶けやすく、汗や尿と一緒に体外に排出されてしまうため、夏場は特にタンパク質が不足気味になってしまいます。そうした摂取物を分解する代謝に関わっているビタミンB1は、顔のむくみ解消に役立ちます。ビタミンB1は豚肉、海苔、ゴマ、ピーナッツ、豆腐、ほうれん草、かぼちゃ、ゴボウに含まれています。サポニン
サポニンは余分な塩分を身体の外に排出してくれる作用があります。また、体内の余計な水分を代謝させる働き、利尿作用があり、むくみを解消してくれます。
サポニンは、小豆、スイカ、胡瓜、冬瓜に含まれています。