低気圧になると体調不良になる原因・だるい時の対処法|偏頭痛

ヘルスケア

低気圧になるとなんで体調が悪くなるの?

低気圧になると体調不良になる原因・だるい時の対処法|偏頭痛

いつも天気が悪い時に限って、なんとなく体がだるかったり頭痛が起こりやすくなったりします。これは低気圧が原因です。特にほとんどの女性が経験をします。だからといって「今日は低気圧だから仕方ない」と片付づけてはいけません。

低気圧は体の中ではどのようなことが起こっているのかというと、例えば飛行機の中にポテトチップスを持っていくと袋がパンパンになります。飛行機が上昇した時に、袋にかかる圧力が加担することで袋がつぶれる恐れがあり、これを防ごうと中の圧縮された空気が逆に広げようと圧力をかけるためパンパンになります。実は体にも同じことが起こっています。

低気圧によって自律神経が乱れる

低気圧というのは、体にとても負担をかけています。上記のとおり低気圧によって体の中では圧力がかかっていることから、血管を広げようと自律神経が頑張ってくれます。自律神経は自分達が意識しなくても、自由自在に体温を上下させたり、心臓の働きや体温の調整したりするのが仕事です。

また自律神経は、交感神経と副交感神経がありますが、低気圧になれば力一杯血管を拡張しようと努力するため、本来体にとっては体力が必要になります。さらに低気圧は曇り空などで太陽が出ないため、さらに自律神経は興奮状態で、交感神経が優位になることで体調不良になります。

低気圧による体調不良は女性が多いのはなぜ?

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低気圧になると、症状として頭痛、ひざ痛、腰痛、だるさや疲労感など、さまざまな影響が出やすくなります。また疲れやすい、イライラ感、寝ても疲れが抜けないなど、低気圧はデメリットばかりです。

これらは男性よりも女性の方がダントツ多いのが現状です。女性は体調を崩しやすいだけでなく、体調不良によってメンタル面にも影響されやすくなります。また高齢者に多いのは「膝が痛いからそろそろ雨が降りそう」と言う人が多いですが、これは本当で低気圧だから起こる現象でもあります。

女性ホルモンが関係しているから

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低気圧による低気圧による体調不良は、女性は男性の3.6倍と多く、女性ホルモンが関与しています。

女性ホルモンは「黄体ホルモン」と「卵砲ホルモン」と2つのホルモンがあり、女性らしい体つきや髪質、自律神経の安定など調整してくれる役目があります。もし女性ホルモンのバランスが乱れると生理不順になったり貧血などの体調不良を起こします。 女性ホルモンはストレスにも敏感で、普段の生活から乱れる事もあり、低気圧によってさらに体調不良が悪化することもあります。また閉経前後の更年期は、女性ホルモンが減少していくことから更年期障害と低気圧の影響により、自律神経が乱れてしまうことがあります。

生理中はメンタル面もダウンしてしまう

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女性に毎月ある生理がバランス良くあることは妊娠しやすい環境です。しかし少しでも体にストレスが溜まることで、ホルモンバランスが崩れがちになります。

特に疲れやすかったり、たくさん寝ても日中眠くなったりします。また寝ても体がリラックスできていないため、筋肉が硬直して全身の血行不良を起こしたり、頭痛や肩こりが起こります。 女性ホルモンが乱れることによって、正常に働いていた自律神経も同時に乱れてしまいます。自律神経の交感神経が優位になることから、筋肉が緊張しっぱなしで血行が悪くなり、脳に酸素が行かなくなります。 さらに低気圧が加担すれば、気持ちも塞ぎぎみになります。
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