ゆとり社員の特徴と使えない・いらないと言われる理由
ゆとり社員はやる気がない
やる気がない、もしくはすぐにやる気がなくなるのもゆとり社員の特徴です。個性を大切にして、競争意識も低く育っているため、怒られたり、挫折したりする経験も少ない世代です。ちょっと怒られたり、自分の個性が発揮できない状況になると、やる気が下がる傾向にあります。
やる気がなくてもしっかりと仕事を続けるのであればまだ良いのですが、残念ながらすぐに辞めてしまう人が多いのもゆとり社員の特徴です。ゆとり社員とのコミュニケーション
ゆとり社員はコミュニケーションがとりにくい世代とも言われています。文化の違う外国人と会話が噛み合わないことがあるように、育ってきた環境の大きく違うゆとり社員は、元から持っている常識が少し異なっています。
その常識は社会では通用しないとされてしまうため、「そんな当たり前のことまで教えないとならないのか」という批判をされることもあります。ビジネスマナーや就業規則以前の人としての常識がないとされているので、そういった点に注意してコミュニケーションをとる必要があります。コミュニケーションに気を使わないといけないというのがゆとり社員の特徴の1つです。サービス残業は拒否する
過労死や仕事のしすぎで体調を崩す人が、メディアでよく取り上げられるようになったのも、ゆとり社員が子どもの頃になります。子どもの頃の記憶で、仕事のしすぎはよくないと強く意識付けられているので、サービス残業に、他の世代よりも拒否反応が強くでるのも、ゆとり社員の特徴です。
好き嫌いをはっきりと伝えるという特徴のあるゆとり社員は、法律違反でもあるサービス残業に対して、堂々と拒否できる人も多いでしょう。サービス残業が当たり前、会社や上司に反論をしないのが当たり前という時代に仕事をしてきた世代からは、理解できない行動の1つなのでしょう。タメ口を使う人もいる
数は少ないですが、上司や先輩に対して敬語を使わずタメ口で話すゆとり社員もいます。ゆとり社員が子どもの頃は、すでに核家族化や少子化が進んでおり、成長の課程で人と触れ合う機会が少ないのが特徴です。その結果、他の世代よりも社会性が発達しにくいと言われており、その影響がタメ口につながるのかもしれません。敬語まで一から教えなければならないため、使えないゆとり社員と言われてしまいます。
ゆとり社員あるある
ゆとり社員のあるあるとして「怒られて帰れと言われたら本当に帰る」という話があります。言われたことに素直に従うのがゆとり社員ですので、「帰れ」という言葉をそのまま受け取ってしまいます。同じくあるあるとして、空気が読めない、協調性がないとも言われています。
ゆとり社員の特徴から分かるゆとり社員がいらない・使えないと言われる理由
これまでゆとり社員の特徴をご紹介してきました。その特徴をもとに、なぜいらない・使えないと言われてしまうのか、主な理由を解説いたします。
周りの人より個性を大切にする
ゆとり社員の特徴をまとめると、「ナンバーワンよりオンリーワン」を望み、自分らしさを大切にして人と争う意識が低いということになります。社会にでると、自分よりもお客様や上司、先輩を優先しなければなりません。協調性を大切にする必要があります。
また、これまで他社と競争して勝っていこうという強い思いで働いてきた人々と一緒に働いていくわけですから、競争意識がないことが、非常にやる気がなく見えてしまいます。このやる気のなさがゆとり社員はいらないと言われてしまう理由です。