私生活と仕事の両立方法・モデル・警察官・ヤクザの私生活

あの職業の人達は、普段どのような私生活を送っているのだろうと考えることはありませんか。テレビなどで見るイメージとは違った一面を持つ私生活を、ここでは紹介していきます。

モデルといえば、どこか常識はずれで、苦労知らずで、華やかに遊んで暮らしているというイメージがある人もいるでしょう。実際の私生活はどのようなものなのでしょうか。

一流のモデルの場合、私生活は非常にストイックであることが知られています。それはアスリートと同じレベルと言える厳しい節制と比較されるほどです。現在は体重制限があるモデルの世界ですが、過去には体重を落とすために命を落とすモデルも少なくありませんでした。

最近では体重のリミットオーバーでタイトルマッチに支障をきたすボクサーが多いですが、モデルの私生活の食生活は彼らより余程入念にコントロールされているといえるでしょう。 また、センスを磨くために私生活の服装にもこだわる人が多いです。一度したコーディネートは二度としないと決めているモデルや、ワンシーズンごとに洋服を捨てるか友人にあげるなどして常に新しいトレンドに目を配るモデルなどがいます。方法は人それぞれですが、ストイックという点では共通していると言えるでしょう。

もし自分が警察官だったら、パチンコも入りにくいし、友達と賭け麻雀もできないし、飲みやに行っても周りから煙たがられている気がするなどと想像するでしょう。実際のところはどうなのでしょうか。

警察官の貯金額というのは警察組織によって常に監視されています。そのため、妻のためにミンクのコートと高価な指輪を休日に買ったなどという事態が続けば、あるいは疑惑の対象としてリストアップされる可能性がありますす。

また、特定の宗教、政治団体に心酔していても、基本的に私生活でそのような集会に参加することはできません。特定の団体に深く立ち入ってはならないし、また目立ってはならないというところに警察官の私生活の特徴があります。 また、当然ながら事件が発生すれば私生活から直ちに仕事に直行しなければなりませんので、常に気を緩めることができない警察官も多いでしょう。

天皇の仕事がとても激務であることは、天皇の退任議論を通じて知った人も多いでしょう。正確なところは不明ですが、週の大半を国賓や客と会うため、私生活はあってないようなものだと言われています。

昭和天皇は私生活ではめざしと菜っ葉の味噌汁など、極めて質素な食事を好まれたということが記録されています。普段、御馳走ばかりの生活なので、そのような食べ物が私生活では無性に恋しくなるのでしょうか。

ここまで、いろいろな職業の例を見てきました。ここでは私生活と仕事を両立するにはどうしたら良いのかというテーマを取り上げます。

オンとオフを切り替えるのが良いという人がいます。私生活では仕事のことを一切忘れて遊ぶ、休息するなどです。今回紹介してきた職業の中では、オンとオフを完全には切り替えられないという職業もありました。しかし、家族のためには仕事を忘れる時間というのも両立するためには必要です。

競馬の武豊選手の私生活は、競馬が趣味であることが知られています。海外旅行に行っても海外の競馬を見るのが目的、地方で私生活の時間があっても地方競馬の馬券を買うなどです。

また、警察官のなかには私生活においても、指名手配の犯人を捜しに出かけるという人もいます。指名手配犯の顔を何百人もインプットする才能と努力を持った人で、何度も指名手配犯の逮捕に貢献したということでテレビに取り上げられました。 オンオンタイプでも、家族の理解があれば私生活がない状態でも幸せ、という場合も十分あります。

ヤクザの私生活はどのようなものでしょうか。幹部クラスとなると、私生活でも部下を伴うため仕事と私生活の境界が曖昧であることはよく言われます。

ただ、仕事では冷酷非情なものの、私生活では愛情豊かというギャップがあるヤクザも多いといいます。カタギとヤクザの世界を分ける美学は日本ならではで、山口組4代目組長の竹中氏は結婚もせず、家族を持つことはありませんでした。

私生活においても、気に入った女性に対し「誰か殺している奴がいれば、誰でも殺してやる」と口説き、それが最高の価値を持つ言葉ということに誇りをもっていたと組関係の弁護士がテレビで述べています。