【業種別】サービス残業は当たり前なのか・当たり前の会社の特徴

仕事の悩み

業種別サービス残業は当たり前なのか

【業種別】サービス残業は当たり前なのか・当たり前の会社の特徴

サービス残業は働く人がサービスで行う残業で、残業手当が出ないことも当たり前で、無駄な労力を使うことになります。ここでは業種別のサービス残業について考えてみます。

介護

介護の仕事は高齢者を扱っている関係上、時間がどうしても不規則になります。このために定時になっても仕事が終わらなくて、サービス残業をすることが当たり前になってしまいます。このことが介護職にとって精神的に負担になっています。

介護におけるサービス残業は、人員の不足と言われていますが、それだけではありません。人員が不足していることも事実ですが、介護職自身のオーバーワークもあげられます。介護職は計画どおりに仕事が進まないことが多く、「間に合わないからやらなきゃ」という思いが当たり前のサービス残業につながっています。 介護においてのサービス残業は他の業種と違い、「高齢者を扱う」ということがネックになっているので、そこを改善していかなければ、当たり前のサービス残業はなくなっていきません。

公務員

公務員は定時に帰れると言われていますが、働く部署で違いがありますし、こなす仕事の量でも違いがあります。完全な電算化などがされていれば、データの入力を終えてしまえば定時退社も当たり前でサービス残業もしなくて良いことになります。

しかし完全な電算化などがされていない部署は、手作業をしている部分がありますので、それが終わってからデータの入力をすれば、おのずと残業をすることになります。しかし残業申請などのことを考えて、「あと少しで終わるから」と当たり前にサービス残業をしてしまう傾向があります。 このように公務員でもサービス残業が当たり前になってくると、公務員にとっても精神的負担につながってきます。これは他の職種と同じになり、以前のような公務員の環境でなくなってきている傾向になります。

営業

営業は仕事内容が複雑になってきていて、定時退社ができない環境にあります。このような環境ではサービス残業も当たり前になってきていて、営業担当も精神的負担が増えている傾向です。

営業はお客様の要望などで行動する関係で勤務時間が不規則なので、営業の仕事が終わってから会社に帰って自分の仕事をすることになりますので、どうしても残業をすることになりますが、会社の方針などで、残業申請ができない場合があり、当たり前のようにサービス残業をする事になります。 営業の職種が辞める理由の一つが仕事のオーバーワークですが、ここには当たり前になったサービス残業も入っています。営業だから仕方ない部分もありますが、離職率が高くなってきた場合は改善していかなければ、営業という職種に入職する人材が減ってくる可能性もあります。
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