サンダルで運転は違反?OKな履物は?県別で違うって本当?

車・ドライブ

すべてのサンダルが絶対禁止となっているわけではありません。各都道府県によって公安委員会遵守事項がありより詳しく決まっています。

例えば東京都では【木製サンダル、げたなど運転操作に支障を及ぼすおそれのあるはき物をはいて車両等を運転しないこと】となっています。北海道では【げた、スリッパなど運転操作に支障を及ぼすおそれのある履物をはいて、自動車または原動機付自転車を運転しないこと】となっています。両方に共通するのはかかとが露出しているということです。 ここからは皆さんのよく目にするサンダルについてご紹介します。

クロックス

外に出ると履いてる人を見ない日はないというぐらい多くの人に重宝されています。中がボアになっているもの、長靴タイプのものなど多様ななそんなクロックスですが運転するときはどうでしょう。今回は一般的によく見られるバンドがついているサンダルタイプのものを紹介します。

クロックスはベルトを倒してカカトを引っかければ脱げにくくなりますが、ベルトを挙げたまま履いているとカカトが露出していてスリッパと同じ形状になり脱げやすくなります。ここまでだとクロックスは運転するときにはグレーゾーンに感じます。しかし、クロックスの公式サイトには以下のように書かれています。

クロックスは滑りやすいのでペダル操作に向いていません。公式サイトにもあるように運転には適していないサンダルの部類なので運転は控えましょう。

・通常の靴とソールの形状が異なるため、滑りやすい路面、積雪または凍結した路面など、歩行に不安を感じる環境下では、ご使用にならないでください。階段の上り下りの際には、バランスを崩さないように十分ご注意下さい。 ・自動車、自転車、オートバイ等の乗り物を運転される際のご使用はお控えください。 出典: http://company.crocs.co.jp/help/guide/attention/tone.html |

テバサンダル

スポーツサンダルの代名詞の一つとなっているテバサンダル、こちらはバンドが付いているので走っても脱げにくく運転中に誤って脱げてしまう可能性は低いです。またテバサンダルはスポーツサンダルなので靴底も滑りにくい形状です。

運転中の注意点としては、靴底の横幅が広いのでブレーキからアクセルに移動するときなどペダル間の移動時に引っかかるのを気を付けます。しかしつま先が露出しているので危険です。

カヌーサンダル

こちら川下りをするカヌーのような形をしたサンダルです。カカトが出ているものは当然運転に適していないので今回はカカトにバンドが付いているデザインをご紹介します。つま先、かかとがカバーされたデザインで一見運転に向いている気がします。しかし、カヌーサンダルを扱うサイトには以下のような注意が書かれています。

「道路交通規則」では一般的に「かかとがある靴」を履きましょうという規制になっているようですが、たとえ踵があってもカヌーは底が厚く、アクセルやブレーキの操作に支障が起きることも考えられますので、車・バイクでのご使用はお控えください。 出典: http://regettacanoe.com/faq |

デザイン的には運転に適して見えるカヌーサンダルですが独特の形状でつま先が丸いデザインで靴底が厚いなのでペダルのブレーキ感覚が足に伝わらず微調整ができません。

都道府県によって違反が違う?

道路交通法は全国共通ですが都道府県の条例では具体的にどのような履物はダメなのか決められています。ここからは神奈川県・静岡県・愛知県を例に紹介します。

神奈川県

太平洋に面しているため逗子、茅ケ崎、湘南のようなビーチがたくさんある神奈川県の条例は以下のとおりです。

げた、スリッパその他運転を誤るおそれのある履物を履いて車両(軽車両を除く。)を運転しないこと。 出典: https://www3.e-reikinet.jp/cgi-bin/kanagawa-ken/D1W_resda... |
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