バギーで公道を走行できるか否か・条件|250CC/四輪

車・ドライブ
公道走行が可能なバギーは道路交通法において「ミニカー」という扱いになります。このミニカーは普通自動車扱いになります。 ということは、バギーの公道走行には最低でも普通自動車免許がなければならないことになります。

登録はどこでする?

この点が少し厄介といいますか、バギーが原付免許で運転できると勘違いさせる要因のひとつになるのですが、バギーも車やバイクのようにナンバープレートを取得する必要があり、その際の登録はお住まいの市町村役場になります。

つまり、登録においては原付バイクと同じ扱いになっています。 混乱しますが、今一度紹介すると、バギーは普通自動車ではありますが、登記は役所になります。

速度は何キロまで?

公道走行が可能なバギーの登録が済んだら、一般道路などを走ることができます。その際の制限速度は普通自動車と同じ、一般道で最高時速60kmまで出すことが可能です。

原付の場合は時速30km程度であり、大きな交差点では2段階右折も必要です。ですが、バギーは普通自動車ですので、2段階右折も必要なく、運転はしやすいです。

二人乗りで走れる?

バギーは二人乗りは禁止です。普通自動車と同じような扱いでありますが、原付と同じ存在ですので、二人乗りはできません。

ですので、バギーはひとりで乗るものだと解釈しておいてください。

ヘルメット着用義務は?

バギーは普通自動車扱いで、原付やバイクではありません。ですので、ヘルメットの着用義務はありません。

ただ、おわかりのとおり、バギーは身体がむき出しの状態です。バイクのように路面状況や速度によっては転倒することもあります。また、事故に遭遇したときに投げ出される可能性もあります。 そんな最悪の事態を想定して、ヘルメットは義務ではありませんが、基本的には着用することをおすすめします。

シートベルト着用義務はある?

バギーは普通自動車ですが、原付のような登録をします。ですので、シートベルトの着用義務はありません。そもそもバギーにシートベルト自体が装備されていません。この装備は登録時にも不要ですので、非着用はなんら問題にはなりません。

仮にシートベルトが装備されていたとしても、着用は事故時に返って危険です。ですから、シートベルトはバギーには一切無用のものになります。

保険や税金はどうなる?

まず登録されたエンジン付きの乗りものですので、バギーでも自賠責保険は加入義務があります。この場合、料金的には原付と同じです。

また、任意保険に加入することもできます。単独で入ることもできますし、乗用車を保有している世帯であれば、車のファミリーバイク特約で原付扱いで加入することもできます。 それから、車検はありません。また、年間にかかる税金は原付バイクと同じ年2500円程度です。ランニングコストが案外に安く、利用しやすい魅力があります。

条件が揃えばバギーも公道走行が可能!

というわけで、バギーは50ccの排気量以下であり、ウィンカーなどがついていれば役所で登録し、公道走行が可能です。いずれにしても事故の際の保険などを考えればレジャー施設のコースを走るとしても、あらかじめ登録はしておくことをおすすめします。

また、日本の場合山道でも公道になっていることが多いので、いずれにしてもちゃんと登録したバギーを免許を持って運転したいところです。 思ったよりも簡単に公道での利用ができますから、バギーは街中利用だとしてもかなり便利な足になることは間違いありません。
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