アラフォーとは何歳のことか
今では当たり前のように誰もが使う「アラサー」「アラフォー」などの言葉は、約10年ほど前に流行った流行語です。
当時はアラサーは「around 30」、アラフォーは「around 40」を略したものとして、30歳前後、40歳前後の年齢を指していましたが、最近は四捨五入した年齢層を表す言葉として認識されつつあります。つまりアラサーは「25歳～34歳」、アラフォーは「35歳～44歳」のことです。 どちらにしてもアラフォーで未婚というのは、平均初婚年齢を大きく上回っているので「婚期が遅い」と見なされても仕方ありません。もちろん人生は結婚だけではないため、後ろめたく思う必要は微塵もありませんが、やはり「早く結婚して独身を抜け出したい」と考えているアラフォーは少なくないでしょう。 アラフォーの婚活状況について探っていきましょう。婚活でのアラフォーの特徴
では早速、アラフォーの婚活での特徴を確認していきましょう。アラフォーの中には礼儀正しく身の程をわきまえている人も少なくありませんが、あえてここは辛辣な目線で迫っていきます。なぜならアラフォーというだけで、婚活で求められる要求が高くなるからです。
例えば、何気ない些細な言動ひとつを取って「アラフォーのくせに」「だから婚期を逃すんだ」などと、批判的に受け止めら揶揄されることも少なくありません。20代やアラサー世代と同じ言動であっても、アラフォーには厳しい目が向けられます。 婚活でのアラフォーの特徴を確認し、自分にそのような特徴はないか振り返ってみましょう。勘違い
婚活現場において、勘違いしているアラフォーを見かけることが往々にしてあります。自分はまだまだイケると思っているようで、言動の端々にその余韻を感じさせてくれますが、周囲からすれば勘違い以外の何物でもありません。若い頃モテた人にその傾向が多く見られます。
「昔こんなことがあった」「今でも20代に見られる」など、意気揚々と自慢したり、さりげなくアピールを繰り返したりしますが、そんなものは何の効果もありません。それどころか「あの人勘違いしてるね」と陰口をたたかれる羽目になるでしょう。 婚活市場には若い人たちがたくさんいて、そして若さには需要があります。これは仕方のないことだと言えるでしょう。アラフォーの輝かしい経歴や豊富な経験値は、婚活の場ではあまり役に立たず、それを披露すると煙たがられ、勘違いと揶揄されることになります。高望み
婚期を逃しやすいアラフォーの特徴の一つに、高望みし過ぎというのがあります。
私たちは純真無垢だった子供のころ「王子様と結婚したい」「お姫様と結婚したい」などという夢を語っていましたが、大人になるにつれ現実を見るようになってきます。王子様もお姫様もいません。いるのはただの男と女です。そしてその中から結婚相手を選んでいきます。 しかしながら婚活中のアラフォーで、相手に厳しい条件を求めている人は少なくありません。女性なら「身長が高い人がいい」「できればイケメン」「年収は1000万以上」「次男もしくは三男」、男性なら「20代前半」「顔が可愛くてスタイル抜群」「従順でなんでも言うことを聞いてくれる」など、 こんな高望みをしていたら結婚などできるわけがありません。相手に厳しい条件をつける人は、相手からも厳しい条件をつけられていることを忘れないようにしましょう。