「糖尿病」は、3大合併症をはじめさまざまな合併症を起こす病気であり、完治しないため生涯、ともに生活をしていく病気です。そのため、「糖尿病」と診断された場合、医師の指示をしっかり守って治療と日常生活の改善などを行っていく必要があります。
しかし、生活の改善など一人ではなかなかできない事もあります。そのため、看護師は患者にどのような目標があれば改善されるかなどを考えてアセスメントをしっかり行い、そこから看護診断を行い、看護診断に優先度をつけて優先順位の高いものから目標を設定して、目標を達成するための看護計画を立案することが大切です。糖尿病の目標の立て方
看護師が目標を立案する際にも、アセスメントがとても大切です。看護師は患者からさまざまな情報を取り、どのような看護ケアなどを行うことで患者の日常生活が改善されるかなどをアセスメントし、優先順位をつけて目標を立案することがポイントです。また、目標は短期目標と長期目標に分けることができます。長期目標は退院に向けての目標になり、短期目標は退院までの目標になります。
看護師は、患者の不安やどのような事に困っているかなど総合的に判断をして、目標を立案し看護ケアなどを行っていくことが大切です。糖尿病看護の際の診断
看護師が看護を行う際には、患者にどのような症状が現れているか、今までの生活から改善できるかなども観察をしながら看護を行っていくことが大切です。必要に応じて医師と相談をしたり、患者やその家族とも相談をしながら看護を行っていくことが大切です。
糖尿病看護に関する本
はじめての糖尿病看護
初めて糖尿病の看護に関わるときにはカラーでわかりやすいテキストです。初めて行った業務の振り返りや、予習にも役に立ちます。
病気がみえる
病気がみえるシリーズは図も多く基礎から学ぶことができます。看護計画や看護目標を立案する時のヒントにもなります。
分かりやすく、見やすいので病気がみえるシリーズ愛用しています！フルカラーで見やすい。そして、内容は決して簡単なものではないけれど。イラストで図解もあるので、読みやすいです。 出典: https://www.amazon.co.jp/%E7%97%85%E6%B0%97%E3%81%8C%E3%8... |
糖尿病患者のセルフマネジメント教育
糖尿病の治療は、患者が自ら行動できることがポイントです。看護師は、患者がどのような目標からであれば行動することができるかなど、患者毎に看護計画や看護目標を立案していくことが大切です。事例もあるため実際に看護を行う時のヒントになります。
研究に使用するために購入しました。わかりやすく見やすい本ですよ。事例も載っていますし、勉強会などいろいろ活用できそうです。医療関係の本は高いですが、お手ごろ価格で購入できました。成人看護学の課題を書くのに、分かりやすく見やすく参考になりました。