急性期の看護の仕方・特徴・学び方|脳梗塞/精神科/うつ病

仕事ノウハウ
また、急性期の場合には患者さんが自殺を図ろうとすることもあるので、危険な行動をしないか行動を把握しておかなくてはいけないこともあります。

心筋梗塞

心筋梗塞とは、心臓の血管に血栓が詰まることで心臓の動きが低下してしまう事です。急性期の場合には、状態によっては生死に関わります。早急に治療が必要です。

看護師が行う看護としては、患者さんの全身状態の管理から薬剤の投与によっての患者さんの変化を確認したり、バイタルサイン測定で特に循環動態は観察しなくてはいけません。 また、患者さんに対して心電図のモニターは必ず付けるので心電図のモニターを心拍や波形を観察し不整脈や変動がないかを観察する事が大切です。

脳卒中

脳卒中とは、脳の血管が閉塞してしまったり破綻したりすることによって起こります。大きく分けると、最初の方で紹介した脳梗塞と脳出血があります。

日本の死亡原因として多い脳卒中は、脳卒中になってからすぐに治療ができるかどうかが生死を分けるカギとなります。 そこで、脳卒中の看護としてはまずどれほどの重症度なのかを判断し、医師の指示に従って看護師は看護を行い、状態が安定するまで全身状態を観察します。 また、患者さんの家族は不安を抱えているので状態を伝えたり医師の病態の説明後の家族へのサポートも必要です。

心不全など

心不全で急性期の場合には、心臓の働きが低下し全身に送るはずの血液が届かなくなってしまうことで起こります。この疾患は、前触れもなく突如起こることがあり症状として、呼吸困難が起こります。また、その他にも咳や痰なども出ることがあります。

初めのうちには、体勢を整えることで楽になることもありますが徐々に悪化してしまうので早急に処置が必要です。患者さんの全身状態の観察やモニターを装着し、バイタルサインの変動なども観察・看護しなくてはいけません。

急性期の看護の学び方

急性期の看護の仕方・特徴・学び方|脳梗塞/精神科/うつ病

急性期の看護の学び方としては、実践で学ぶことも大事ですが急性期で患者さんの状態がどのように変化するのか、起こる可能性のある合併症や症状などその時の症状だけではなく先の起こる可能性のある症状まで予想できるような知識が必要です。ですので、参考書や本などで基本的な看護から知識を深めていくことも大切です。

急性期の看護の特徴

急性期の看護の仕方・特徴・学び方|脳梗塞/精神科/うつ病

急性期の看護の特徴としては、急変しやすい患者さんが多いということが挙げられます。ということは、状態が安定している患者さんよりも観察しなくてはいけないことが多く、薬剤の管理やモニターの観察など看護師がしなくてはいけないことがたくさんあります。

また、テキパキと動ける行動力や患者さんが急変時には適切な処置ができなくてはいけません。どのような事態であっても、冷静に対応できるように準備をしなくてはいけません。

急性期の看護目標の立て方

急性期の看護の仕方・特徴・学び方|脳梗塞/精神科/うつ病
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