患者さんによって、病態や症状はさまざまですが急性期の看護目標の立て方としては、まず優先順位を考えることが必要です。
優先順位の決め方としては、生命に関わるかどうか・悪化しないかどうか・患者さんが症状などで苦しんでいないか・合併症はないか・日常生活が元のようにできるかどうか・社会的には支援があるかどうか・家族の支援があるかどうかという順になります。 この順と患者さんの状態を照らし合わせ、先に治療しなくてはいけない看護目標を立てる事が大切です。急性期の看護に関する研究・レポート
急性期に対しての研究やレポートは、数多くあります。看護研究をする機会があると調べることもあります。
研究やレポートの内容には、他の病院ではどのような治療を行いどのように看護を行っているのかを知ることができます。病院によって、同じ急性期でも行っている看護が違うこともあるので勉強にもなります。看護研究をしなくても、勉強のために今までの研究やレポートを見ることは良い事です。急性期の看護師の役割
急性期の看護師の役割としては、医師が治療しやすいようにサポートをするだけではなく、日々の患者さんの状態の変化を観察したり、患者さんの不安やその家族に対しての精神的サポートです。
看護師のサポートによって、医師は治療しやすくなり患者さんやその家族は安心して治療に専念することができます。急性期で働くために
急性期で働くためには、働く職場のよく看護することのある患者さんの疾患やその時に行う看護だけではなく、予測されることなど全てのことが理解できていなくてはいけません。
特に急性期は、患者さんの生死に関わることが多いので必要な検査や治療、看護の知識は重要です。また、医師だけではなく看護師の看護技術によっても患者さんの状態は変化しやすいです。 患者さんの変化に早期に気付き、対応できるかどうかで患者さんの状態は良くもなり悪くもあります。看護師の役割は大切です。