終末期の看護計画目標の立て方
終末期は医師の診断で不治の病と言われてしまい、あと数ヶ月しかいきれない状態のことを言って、看護する方は終末期患者さんの最後を見届ける場合が多くあります。終末期になってしまっている患者さんは、どんなに看護する方が最善を尽くしても、早い方だと数週間で亡くなる場合や、奇跡的に寿命が延びても1年しか持たないぐらい悪化しています。
せん妄
せん妄は脳の症状ででてくる病気ですが、看護する方のミスで他の病気からくる場合もあります。終末期になっている場合は、ほとんどが脳転移・臓器不全などの代謝関係からくる病気です。この病気は改善できる・できないとわかれていて、終末期に突入してしまうと100%助からないと言われています。
せん妄の看護計画は「症状を伸ばさないこと」が重要で、長引いてしまうせん妄は一番に見逃してしまうと、見つけたころには終末期にかかっています。奇跡的に長期で見つかった場合は看護の方が全力を注ぐことで、患者の回復を早くさせることができますので、完璧に完治して最悪の状態の終末期にならないですみます。呼吸困難
呼吸困難になると素早く酸素を送らないと終末期になり、看護の方がここで応急処置が遅れた場合には、助かった命が水の泡になってしまいます。
終末期に突入していたら助かったとしても、酸素ボンベをつける生活を一生受けることになり、いつ亡くなってもおかしくない終末期を過ごすことになります。ほとんどの家族はここで治療を拒否して、ご臨終することを選択します。 呼吸困難の看護計画は心臓が原因の「心不全」で起こりやすくなっているので、看護する方は患者さんの脈拍を図っている時点で、異変がわかれば終末期にならなくて軽症で済みます。終末期になるといつ呼吸困難になるかわからないので、看護する方は24時間交代しながら観察することが大事になっています。