足浴の看護の目的・根拠・観察項目・留意点|温度/マッサージ

仕事ノウハウ
寝付きの悪い患者さんには睡眠前に足浴を行なってあげると入眠しやすくなりますので、不眠の患者さんに足浴はおすすめです。

足浴の看護で使用する入浴剤とは?

足浴の看護の目的・根拠・観察項目・留意点|温度/マッサージ

足浴の看護時、患者さんから入浴剤を入れて欲しいという要望があれば入れてあげましょう。患者さんの好きな入浴剤を聞き入れてあげると喜んでくれたりします。では、どんな入浴剤が良いのでしょうか。

無機塩類系入浴剤

市販の粉状の入浴剤ではこのタイプが一番多いです。体内の熱が逃げにくく足浴をした後の保温効果もバッチリです。

薬用植物系入浴剤

ゆずやヨモギなど生薬やハーブなどの入浴剤はこちらのタイプになります。芳香効果でリラックスできたりするため不眠に悩んでいる患者さんにはオススメです。

スキンケア入浴剤

病院の看護師や介護施設で使われている入浴剤はこのタイプが多いのではないでしょうか。保湿成分が入っているものが多いため、皮膚がカサカサしている患者さんに使ってみましょう。スキンケア入浴剤は皮膚に吸着して効果が出ますので、上がり湯はしないほうが効果的と言えます。

看護師が足浴をすることが大切!

足浴の看護の目的・根拠・観察項目・留意点|温度/マッサージ

最近は、看護師の業務の多忙さから、介護士やほかの職種に足浴を頼りがちな医療現場が多いです。しかし、看護師が患者さんに直接触れて足浴をすることにより、コミュニケーションが生まれ信頼関係ができ、患者さんの闘病意欲も湧いてきます。もう1度看護師が足浴を行うことについて考え、目的を持って足浴を行うようにしましょう。

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