性格悪い看護師の特徴と対処方法|性格が悪くなる原因

人間関係

性格悪いと感じる看護師の特徴

性格悪い看護師の特徴と対処方法|性格が悪くなる原因

社会に出て働き始めると、時に理不尽なことを言われたり、自分の気持ちをグッと抑えなければいけない場面に遭遇することが多々あります。特に女性が多い職場だと、より人間関係に悩まされる機会が多いのではないでしょうか。

中でも看護師は、男性看護師が増えてきているとはいっても、まだまだ女性の数が圧倒的に多く、人間関係による離職率も高い職業となっています。さて、職場の和やかなムードを、一気に凍りつけてしまう看護師には、一体どんな特徴があるのでしょうか。

常に人の悪口

口を開けば医者、看護師、患者さんなどに対しての悪口ばかり。噂話も大好きで「歩くスピーカー」になっていることもしばしば、人の良いところを見つけることを苦手とする人が多いです。そして、愚痴や不満を言うときの口の悪さには驚かされます。

人の失敗にとにかくうるさい

自分のことは棚にあげて、とにかく人の粗探し、特に業務に慣れていない新人さんや、中途採用の人に対しては人一倍目を光らせて、説教ができるチャンスを見計らっています。でも、厳しいのは他人にだけです。自分の失敗はうまく隠して、なかったことにするタイプの人が多いです。

これは、ベテラン看護師だけではなく、同期よりもできると思われたい新人看護師の中にもいるタイプです。

大の負けず嫌い

専門的な知識や技術を必要とする分、プライドの高い人が多いのも看護師の特徴のひとつです。もちろん、資格がある以上はその道のプロとしての自覚や責任をもつことが必要ですが、仲間の成功を素直に喜べなかったり、陰で「私の方が、、、」と文句たらたらになってしまうケースもあります。性格悪い看護師は、とにかく自分の方が優秀だとおもっている場合が、ほとんどです。

その日の機嫌で態度が変わる

性格悪い看護師ほど、気分の浮き沈みが激しいです。その日の気分で態度が一変します。機嫌が悪い日は挨拶をしても無視、すぐに怒る、舌打ちをするなど「いくつやねん」と突っ込みたくなるような呆れた行動が目立ちます。逆に機嫌がいい日は、声のトーンが高く、無駄に饒舌になるケースもあります。気持ちのコントロールが苦手な人が多いです。

上司への媚の売り方が半端ない

自分より格下だと判断した場合は、八つ当たりをしてみたり、気分で関わり方を変えてみたり、好き放題にやってくれますが、上司になると態度が一変します。とにかく媚を売りまくりです。上司を褒めておだてて、よいしょよいしょ状態です。上司が見ている前では、いつも以上に仕事も頑張るし、後輩にも優しいです。気に入られたい相手には、とことん媚を売っていきます。

性格悪い看護師が増えている原因はなに?

性格悪い看護師の特徴と対処方法|性格が悪くなる原因

なぜ、看護師には性格悪い人が多いのでしょうか。これには、もともとの性格の他に、いくつかの要因があげられます。

ストレスをためやすい環境

人の命を預かる分、仕事中は常に気を抜けません。患者さんの重症度が高い現場だと、よりピリピリムードが高まります。仕事量も多く、サービス残業や理不尽な患者さんへの対応、家に持ち帰っての仕事(研修や勉強会の準備など)、不規則な勤務など、さまざまな原因が積み重なることで、どうしてもイライラしてしまうことが多くなります。

特に、ベテランになればなるほど重役を任されたり、仕事量が増えてしまうため、より一層ストレスをため込んでしまいます。また、そんなつもりがなくてもついキツイいい方をしてしまい、性格悪い人という間違った印象を与えてしまうこもとあります。

本来の自分を見失ってしまう

人は誰でも優しい心を持っていると信じたいです。しかし、ストレスフルの職場で昼夜問わず働き、おまけに性格悪い看護師に囲まれて仕事をしていたら、ほとんどの人が環境に流されてしまうでしょう。

「私たちのころはもっと厳しかった」「なんでできないの」「あの人ってさ」、と負の言葉が日常茶飯事に聞こえてきます。そんな言葉ばかりを毎日聞いていたら、それが当たり前の光景になってきます。 「わたしはこうだとおもいます」なんて発言でもしたら、あっという間にターゲットになってしまうのが女の世界です。周りに合わせていくうちに、本来の優しい自分を見失ってしまっている人も多いです。性格悪い人たちの言動に左右され、いつの間にか、自分も性格悪い看護師に変わっている場合があります。

新人の頃にいい先輩に出会えなかった

看護師の中にも、もちろん優しい人はたくさんいます。しかし、新人の頃に、運悪くいじわるな先輩にあたってしまうと、それがトラウマになってしまうケースも少なくありません。

「性格悪いな」と思った先輩をみて「わたしはこんな先輩にはならないぞ」と思える余裕があればいいのですが、自分が指導できる立場になった時に、自分がされたことを後輩にしてしまう看護師も多いです。 どんな看護師になっていくかは、成長するまでに出会ってきた、先輩看護師の影響も大きいと言えるでしょう。

男性が少ない職場

看護師は、圧倒的に女性の数が多いです。特に婦人科系だと、医者以外は、ほとんどが女性スタッフです。また、男性がいたとしても看護師になる男性は優しく穏やかな人が多いので、職場では、女性看護師の方が権力があるといっても過言ではありません。

女性は、とにかくおしゃべりな生き物です。嬉しい話なら良いのですが、大体が噂話や愚痴、不満といったところでしょう。異性として意識する男性が周りにいるのであれば、少しでも自分をよく見せようと努力しそうなものですが、女性ばかりの職場では、いい子ちゃんを演じる必要もありません。異性の目がない分、性格悪い自分を出しやすい環境といえます。 また、女の世界では涙も通用しませんから、生き残るためには「あの人性格悪いな」と思われるくらいでないとやっていけないのも事実です。
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