いつまでも出世できない男に対して使う
いつまで経っても出世できない男は愚かだとの意味を込めてゲスと言います。もう40代後半から50代にもなれば、デキる男は係長あたりにはなるでしょう。
真面目に毎日会社に行っているというのに、ちっとも出世せず、それどころか早期退職者に選ばれたり、窓際に追いやられてはいつクビになるか分からないようなデキの悪い男性社員に対しても使います。 使い方としては、「お前、いつまで経ってもゲスだな。頑張れよ」というものが挙げられるでしょう。女性に使うゲスという意味と使い方は?
根性が悪いなと感じた女性に使う
女性に使うゲスという意味は、タチが悪く、根性も悪いなと感じたときに使います。気に食わない人がいれば嘘を言いふらしては嫌われるように仕向けることを平気でします。
こんなムカつく行動をする女性には、「このゲス女。最低」と言ってやれば、自分のやったことが人を傷つける酷いことだと思い知るでしょう。自分勝手な行動をする女性に対して使う
自分勝手な行動をする女性に対して、「このゲス。もっと他の人のことを考えな」と使います。ワガママで自己中心な行動をする女性はとても人を疲れさせます。まったく周りのことはどうでもよく、自分さえ良ければいいんだ、と考えをする女性は最低です。
そんなときには、目をジッと見ながら「もっと他の人のことも考えて行動しな。このゲス」と強い口調で注意をすればいいでしょう。男心を弄ぶような女性に対して使う
男心を弄ぶような女性に対して使います。気があるフリをして近づいたというのに、近づけば「好きじゃないし」と突き放す女性は酷いです。可愛いことを武器に、男を弄ぶ女に対して忠告する意味で使うのもいい方法です。
酷い女性に対しては、「あんた、男心を弄ぶなんてゲス。好きになるんじゃないよ」と女性が言ってやれば、本人も反省することでしょう。古典や古語での「ゲス」の意味や使い方とは?
古典や古語でのゲスの意味とは、身分の低い者や卑しい者を用いて表現をする時に使われました。使い方としては、「とてもみすぼらしい身分の低い者の小屋がある」と言いたい場合には、「いとあやしげなるげすの小家なむある」と書きます。
また、使用人や下僕との意味を表したいときにも使います。「すべてげすのあたりにも寄らず」と書き、飼い猫や飼い犬が逃げ出しても、「まったく使用人のそばにも近寄らない」ほど家も住んでいる者も酷い状態だと表します。 他にも、古語では下種女と書けば身分の低い女となり、下種徳人と書くと身分は卑しいけれど金持ちとの意味でも使います。どうしようもない相手に使いましょう
ゲスの男性や女性は、性格や根性がどこか曲がっているところがあります。でも、本人は気付いていないので、なかなか注意しても直らず、周りの人が苦労してしまうことが残念です。
このゲスという意味には言われた人を酷く傷つけてしまう意味合いがありますから、軽く使うのは控えましょう。本当にどうしようもない相手に対して使うことがポイントです。本当にその人のことを思って悪いところを直してほしいのであれば、「ゲス」という言葉だけでなく、具体的にどこが悪くてどこを直すべきかを伝えてあげれば、その人のためになるでしょう。