ゲスの意味とどのような使い方をするのか
顔が不細工な男性に対してゲスの顔と言う
顔が不細工な男性に対してゲスと言う人が多いです。女性の場合は顔が不細工ならば「ブス」とストレートに言いますが、男性の場合には「ゲス」と言います。これは、ブスだけではなく、下品という意味合いを込めて言います。
顔が悪いというのに、性格も根性も悪く、素行も下品である男性に対して、怒りと屈辱を込めて罵ります。酷く精神的に傷つけてやりたいと感じる時に使う言葉です。 また、自分の顔が不細工であるというのに「格好いいだろ」だの「女性にモテる」と高飛車な態度をとっている男性に対して、「目を覚ませ」という意味もあります。人間のクズと感じた人にゲスと使う
人を巧妙な言葉で騙し、お金をふんだくってしまうような人をゲスと言う意味があります。一生懸命に頑張った人を言葉1つでいとも簡単に騙し、お金を盗るのは卑劣だとの意味を込めて言います。
もっと自分で一生懸命に働いてお金を稼げという意味も含まれており、いずれにしても、人間として最低な奴だと感じたときに使うことが多いでしょう。 また、人間らしくない、だらしない生活をしている人にもゲスと使う事があります。何をやってもすぐに諦めてしまうし、投げ出してしまうような人間は最低です。 お金も貯めることもできないので、人に借りてはその日を暮らしているような堕落した人間に対してもゲスと言います。ドンくさい人に対してゲスと言う
ドンくさい人に対してゲスと言います。足が遅いし、仕事をやらしても時間内にできない。食べるのは遅く、トイレまで長いだなんて、最低でドンくさいと感じるでしょう。
こんな奴とは友達にもなりたくないですし、職場にもいらないと感じたとき、ゲスと言います。もっとそのドンくさいところを直してこいよとの意味もありますが、突き放したい時に言うこともあります。一緒に居るだけでイライラするから離れたいと感じた友達に言う言葉です。お金の使い方が酷い人に対してゲスと使う
大事なお金だというのに、どんどん使ってしまう人に対してゲスと言います。人から「大事に使って」と言われて渡されたお金に感謝もせずに使い、無くなったら知らん顔をする人が、これに当てはまります。
大事なお金は、ギャンブルや自分の趣味に使ってしまう人は本当に最低です。こういった人は結婚してもギャンブルを辞めず、妻や子供のお金まで手を出しては使う卑劣な人になる可能性もあるでしょう。 家族を泣かせてまでもお金の使い方を変えず、たくさん使ってしまう男に対して、説教をする意味でもゲスと言います。信用していたのに裏切った友人に対してゲスと言う
ずっと何でも話せる親友であったのに、裏では陰口を叩いていた人に対して怒りを込めた意味でゲスと言います。誰よりも好きで、誰よりも信頼していた人の裏切りによって負う精神的なダメージは、はかりしれません。
例えば、「言わないで」と念を押していたし、親身にアドバイスをしてくれていただけに信じていました。なのに、その親友が、裏では一番自分のことを馬鹿にし、罵り、人に嫌われるように仕向けていたと知れば、酷い人だと感じるでしょう。 そんな恨めしい気持ちと煮えくり返る気持ちが入り混じった感情を表す意味を込めてゲスと言います。