こじらせるの意味と使い方|こじらせ女子・男子の特徴5つ

言葉の意味

こじらせるとは

こじらせるの意味と使い方|こじらせ女子・男子の特徴5つ

「○○を拗らせる」など、「こじらせる」という言葉を聞いたことがあるでしょう。この「こじらせる」にはどういう意味があるのでしょうか。この「こじらせる」には本来の使い方に加えて、その意味を比喩的に使っている言葉もあります。これらの意味も一緒に詳しく調べてみましょう。

こじらせるの意味

「こじらせる」には「問題をややこしくして解決を難しくすること」や「病気を悪くして、回復を遅らせること」などの意味があります。

また、この「ややこしくする、回復を遅らせる」という意味を比喩的に使った「こじらせ○○」などの言葉があります。言葉の意味はやはり「○○をややこしくしてしまった」ということになります。では、これらの「こじらせる」を比喩的に使った言葉の意味についてまとめてみましょう。

こじらせるの由来

「こじらせる」は漢字で「拗らせる」と書きます。この拗るは、捩る・捻るなどと同じように「ねじる」が由来しています。紐などを反対の方向に絡み合わせる「ねじる」が、物事を複雑にすることを意味する「拗らせる」に繋がりました。

「拗」の漢字の「扌」は手で「幼」は「糸」に「力」を加えることを現していて、手で糸をよじることを表現しています。糸をねじり合わせて、簡単に解けない様な状態にすることが「拗らせる」の由来です。

こじらせるの使い方

「こじらせる」の具体的な使い方を見てみましょう。本来の使い方としては次の様なものがあります。

・風邪をこじらせる(風邪を悪化させて治りにくいこと) ・問題をこじらせる(問題をより複雑化させて解決が長引くこと)

また、比喩的に使った例として

・「こじらせ女子」「こじらせ男子」 ・「中二病をこじらせている」

などと使われます。では、これらの「こじらせた女子・男子」について少し詳しく説明しましょう。

こじらせ女子・男子の特徴

こじらせるの意味と使い方|こじらせ女子・男子の特徴5つ

「こじらせ女子・男子」とは言葉の意味だけを考えれば、「女子(男子)を複雑化している」と言うことですが、少し説明が必要です。この場合「こじらせている人」がポイントです。「こじらせている人」は、普通ならなんなく通過できる成長過程でつまづいて人生を自分で複雑化させ、足踏みしている人のことです。

ただ、こじらせるポイントが男子と女子では違うところもあるので、あえて「こじらせ女子・男子」と区別しています。

こじらせ女子の特徴

「こじらせ女子」が「こじらせる」ことは、その人により多少の違いがあります。例えば、「女の子から、女性になれずこじらせる」「大人の女の色気がどうしても受け入れられずこじらせる」「自立することができずこじらせる」など、その「こじらせる」種類は「こじらせ女子」の数だけあるでしょう。

しかし、その根底には共通の「こじらせる」部分があります。その共通した特徴をみてみましょう。

特徴1:自分に自信がない

「こじらせ女子」の特徴として、まず挙げられるのが「自分に自信が無い」ことです。「こじらせる」人は、良くも悪くも考え過ぎる傾向があり、将来に不安を持つことにつながってしまいます。

特に思春期はその容姿についてコンプレックスを必要以上に持つことがあり、それが自分に自信が持てない原因になっています。自分に自信が持てないことから、一歩先に踏み出す勇気がもてず、「こじらせる」ことになってしまいます。

特徴2:甘えるのが下手

人に甘えるとは、可愛がってもらおうとすることや、相手の好意を頼るという意味です。「こじらせ女子」は、どこか自分を卑下しているところがり、人の好意を素直に受けることができず、甘えるのが下手です。

自信が無く、「私なんて」と必要以上に控えめな場合もあれば「私のことはほっといて」と一見、自信過剰に思える場合もありますが、どちらにしても人の親切や好意が素直に受けられない「めんどくさい」ことになっています。
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