それではここで、存在価値に関する名言を紹介します。名言はいくつかありますが、その中でも一番可能性が広がる名言はこちらです。
人間には、ロボットにはできない「創造力」があります。近年AIやiphoneのSIRIなど、人工知能が著しく発達していますが、それでも人間にしかできないのは新しいことを考えたり、これまでにないものを創り出したりする力です。 きっとあなたにしか考え付かないことがあります。そしてそれは、結果として世の中に対する大きな存在価値となります。「人と違うから恥ずかしい」と仕舞い込むのではなく、人が考え付かないことや発想があれば、ぜひ世界に対して発信してみることをおすすめします。人間の存在価値はなにかといったら、ロボットにできないこと、すなわち、創造力である。 出典: http://www.meigennavi.net/word/022/022185.htm |
存在価値がない人の特徴
それでは、存在価値がない人というのはいるのでしょうか。存在価値というのは、一概に図れるわけではありませんが、職場や家庭、友達の間などでその「求められている役割を把握できず、役割を果たそうとする努力もできない」人は存在価値がないと言えます。
例えば新入社員であれば、今は役に立っていなくても、将来的に仕事を覚えて一人前になることが求められています。専業主婦であれば、家庭がよくなるために考えて行動できることが望ましいといえます。友達は、一緒にいて楽しいと思える相手を、みな求めることが多くあります。 それなのに、その求められていることに対し努力もせずに楽ばかりしたいと思っていたり、愚痴ばかりで一緒にいても楽しくないなどの場合は、周囲から存在価値がないと思われてしまいます。存在価値と存在意義の違い
よく聞く言葉である「存在価値」と「存在意義」は似ているようですが、何が違うのでしょうか。「存在価値」はここまで説明してきたとおりで、その人が存在する価値についてです。他人から「あなたの存在価値は」などと問われることもあります。就職活動の面接でもあります。
しかし一方で、「存在意義」というのは他人からの評価ではなく、自分が心に思っている自分の存在する理由のことを指します。あまり「あなたには存在意義がありません」などといったように、他人から言われることは少ない言葉です。 つまり、「存在価値」は他人からの評価ですが、「存在意義」は自分で見出し心に強く持ち続けることができる言葉です。存在価値も存在意義も自分で作り出す
ここまで見てきたように、他人からなにかと自分の「存在価値」について問われたり、求められたりする場面はとても多くあります。しかし「存在価値」だけでなく、「存在意義」について自分の心で強く思い描くものがあれば、自ずと存在価値はできあがります。
そして、他人からの評価である「存在価値」だけではなく、自分が何を求められどうあるべきなのかを考え、目の前のひとつひとつのことに対して努力することができたなら、自分の「存在価値」は自然と後からついてくると言えます。 決して焦ることなく、まずは冷静に自分の「存在意義」を見直し、そして小さなことからコツコツと始めてみることをおすすめします。きっと「存在価値」を発揮できる存在だと、周囲から思ってもらえる日が来るでしょう。