コネ入社でやめたい場合
コネ入社をした後で、退職したくなった場合の対処法を紹介します。
退職方法
コネ入社であっても、自分に合わないと気づいたり、やりたいことが見つかった場合は、退職をするのは致し方ないことです。
しかし、人の手を借りたコネ入社だからこそ跡を濁さずに円満に退社せねばなりません。非常識な辞め方をすると、あなたのことを推薦した人が、人を見る目のない人間であるとレッテルを貼られたり、会社に迷惑をかける人物を紹介したと言われ、社内での立場を悪くしてしまいます。 まずは、コネ入社を手助けしてくれた人と話します。どんな退職理由であるのか詳しく説明するのはもちろん、退職は自己責任であり、コネ入社を世話してくれた人に一切の責任がないこと、また、これからの人生に役に立つ貴重な体験をさせてもらったということを、きちんと説明し理解してもらいましょう。 コネ入社をさせてくれた人に傷がつかないように、周辺の人にしっかりと挨拶を済ませれば、円満退社となり、新たな門出を祝福してくれます。採用者側からみたコネ入社
コネ採用がなくならないのは、会社にとってコストを抑えた合理的な採用方法だからです。コネを頼んでくるような人物は、それなりの企業の社長であったり政治家であったりして、その関係者の子どもも私立の名門校を出ていることが多いです。
たとえエスカレーター式で勉強はできなくても人並み以上の人脈やコミュニケーション能力があり、育ちの良さからくる独特の品やセンスがあると見られています。 また、コネ入社については、学歴などの一般情報の他に、人間性や、面接では聞きにくいことも仲介者から流れてくるので、必要情報が一般応募者よりも揃っています。 また、コネ入社した人は辞めにくく頑張ると見られています。内定辞退はもちろん、数カ月で辞めたりすることは、仲介人への義理があって、めったにありません。 コネ入社をする人物は、評価されて選ばれている場合が大多数なので、卑屈にならなくてもよいでしょう。自分の性格に合わせて後悔ない選択をしよう
コネ入社をするメリットとデメリットを中心に事例別に書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。
コネ入社は、悪しき風習と捉えている人も多く、特に就活をして入社した社員からは良く思われません。入社は簡単でも、入ってからが大変なのがコネ入社です。いつバレるかを恐れ、バレた時の人間関係に悩むことも十分に考えられます。辞めたいときに、様々なしがらみから辞めづらくて悩むこともあります。 しかし、雇う方は、あなたの素性や能力を仲介者から聞いてメリットがあるとあなたを評価したので採用しています。卑屈にならず、人一倍努力していれば、コネ入社であっても正当に評価される日が来る可能性があります。 その域まで耐えられない繊細な人や、他にしたい事がある人は、はじめからコネ入社に頼らずに、自分の生涯働く可能性のある会社のことは自分で決めることをお勧めます。自分の性格に合った、後悔のない選択をしましょう。