職歴詐称はばれない?職歴詐称がばれる理由や罪に問われるのか

転職・就活

職歴詐称はばれないのか

職歴詐称はばれない?職歴詐称がばれる理由や罪に問われるのか

今回は度々話題に上がることのある「職歴詐称」についての記事になります。職歴詐称とは過去において就いてもいない職歴を語る事はもちろんですが、有名な企業名を挙げて働いていたかのように偽ったり、一日だけ派遣で働いた事を正社員で働いた事にしてしまうのも立派な職歴詐称になります。

今回はこの職歴詐称に焦点を当てて詳しく説明していかせていただきます。では、種類別に職歴詐称についてみていきましょう。

派遣

派遣とは大抵がある派遣会社に自身を登録し、自分にあった仕事先を探して斡旋してもらって働くスタイルの働き方になります。派遣会社に登録する際に提出する履歴書や自身の経歴を書いた紙面を提出する際、その内容を自分が有利になるように詐称する事が派遣における経歴詐称になります。

正直な所、派遣会社に登録をする人数はかなりの数にのぼるため派遣会社も一人ひとりの経歴までをしっかり調べ上げるなんて事は、専門職や資格が無ければ出来ない仕事でもない限りしないでしょう。 派遣会社は仕事内容によっては経歴まで精査する所があるといった認識で充分でしょう。しかし、後々の事を考えると正直に書いておきましょう。

転職

次に転職の際についてみていきましょう。転職を考えたときにまずどんな職種にしようかと考えるものですが、前職の内容が転職先で役に立ちそうであれば採用されるために多少自分の学歴や経歴に色をつけて(年数や役職を良く見せる)履歴書を書いたり、面接で少しの嘘を混ぜてしまうことがあります。

採用はされるかもしれませんが、その後ばれないかを考えてビクビクしなければいけませんしやはり正直な事を書くことと余計なことは書かないというのが履歴書を書く上では必要でしょう。 新しい職場に全く必要の無い経歴や資格などをこれでもかと書く人がいますが、履歴書には必要最低限の情報だけ載っていれば問題ないので、必要の無い資格や検定の内容は極力省きましょう。

アルバイト・パート

ではアルバイトやパートの場合はどうでしょうか?「アルバイトの面接で多少の嘘をつくぐらいは」と思う人もいるかもしれませんが、大体アルバイトというとコンビニやファーストフード店などの大手会社である場合が多いです。

大手の会社などは履歴書や働いた人のデータを長年残しているものですし、それが将来出てこないとも限りませんからアルバイトだからといい加減にせずに一生残るものだと思って履歴書などは提出しましょう。 また、アルバイトから主任や店長になったりといった出世も考えられなくはありませんし、そういったときに当時の履歴書を掘り起こされて調べられてもあまりよくないので、アルバイトでもしっかり自分の職歴は偽らず真実を書くようにしましょう。

公務員

近年安定職として人気のある就職先の上位に来る公務員ですが、こういった国の機関で働く人が経歴詐称をしていたとなれば大変です。国民の税金を使い仕事をする立場の公務員が経歴詐称なんてもってのほかです。ただ公務員は「国家公務員試験」や「面接」を経てなる職業ですので、経歴詐称が役に立つ部分というのは少ないでしょう。

それに以前の勤め先を公務員とする経歴詐称があっても、問い合わせればすぐに分かってしまいますし、あまり公務員であったとする経歴詐称は少ないでしょう。ただ、実際に公務員をやっている人でも役職を偽ったりすることは考えられるので、経営者の方は元公務員を雇われる際には何の実務をされていたかは聞いておいてもよいでしょう。

ハローワーク

ハローワークに行かれた事がある方なら解られると思いますが、コンピュータにて仕事を検索したあと(又は前)にハローワークに登録をするのですが、その際履歴書を求められますのでこの履歴書に書く内容に偽りがあれば、職歴詐称となります。

ハローワークは全国にあり、全て情報はコンピュータにて共有されていますから、大手チェーンのアルバイトに出す履歴書以上に偽りの内容を提出してはいけない場所といえます。全国規模で情報が共有されるのはもちろんのこと、その保存期間も長くそのときに書いた情報がどんな形で現れるかわかりません。ハローワークに出す書類は他よりしっかりしておく必要もあるでしょう。
タイトルとURLをコピーしました