職歴詐称はばれない?職歴詐称がばれる理由や罪に問われるのか

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履歴書の職歴詐称はばれる?ばれない?

職歴詐称はばれない?職歴詐称がばれる理由や罪に問われるのか

どんな仕事をする際にも必要となるのが履歴書です。履歴書には個人の住所や生年月日はもちろん、今までに行った学校(学歴)や勤めた会社(職歴)、持っている資格や免許などを書いて提出する自分の説明書ともいえる大事な書類になります。

ここに書く内容は自分自身が決めて書くことが出来るので、事実もそうでないことも書き込めます。で、今回の履歴書の職歴詐称はばれるのかという問題ですが、これはいつかは必ずばれます。しかし職種や会社によって雇い入れる人を徹底的に調べる会社もあれば、全く調べずに雇い入れる会社もあるので時間差は会社によって様々です。 ただし、近年インターネットの普及にともないSNSなどで情報発信する人が少なくない時代になっていますから、意外に名前と生年月日だけで色々な事がわかってしまったりしますし、履歴書に書く内容は正しいものにしておきましょう。

職歴詐称がばれる理由

職歴詐称はばれない?職歴詐称がばれる理由や罪に問われるのか

では、職歴詐称がばれる理由を個別に紹介していきます。人の履歴というのは意外な所に残っているものですし、消せないものも多くあります。どういったところから職歴詐称はばれてしまうのでしょうか。本当にばれるのでしょうか。

年金手帳

まずは「年金手帳」です。正社員で勤める際など社会保障の整った会社では必ず提出を求められる書類の1つが年金手帳ですが、この年金手帳から職歴詐称はばれるのでしょうか。

年金手帳は過去の加入履歴などもしっかり残る手帳ですので、ずっとその一冊で就職と退職を繰り返したのなら、履歴書に書いてあるものとの矛盾点を見つけて職歴詐称を見抜けるかもしれませんが、手帳は交換してしまえば過去の加入履歴などはさっぱり消えますし、中身は本人でも無い限り問い合わせても教えてもらえません。

雇用保険

雇用保険の場合は雇用保険被保険者証というのを前職企業で受け取っていれば、その内容として前職の企業名と退職理由が書かれています。

職歴詐称をするものからすれば、その表面上に載っている情報と履歴書に矛盾が無いようにすればいいだけで、年金手帳と同様に簡単にばれてしまう類のものでは無いということになります。

源泉徴収

源泉徴収とは給与や報酬などの所得を支払う者がその所得を支払う際に所定の方法により所得税額を計算し、支払金額からその所得税額を差し引いて国に納付する行為の事です。会社が従業員に対して行い結果的に国に税金を納める行為の事です。

これは他の2つと違い、わりと正確に給与がいつからいつまで発生していたかが載っていますので、働いていた期間をごまかしたりする職歴・経歴詐称の場合は見抜かれてしまいます。これは仕事内容や役職が載っているものとは違うので、そういった詐称は見抜けません。 あくまで給与支払い期間がわかるといったものになりますので、他の2つと同様にばれてしまう可能性は低いでしょう。

SNSなどインターネット

職歴詐称において一番怖いのがこのSNSかもしれません。以前の職場や昔のアルバイト先など、SNSは現在だけでなく過去も見ることが出来ます。

また、自分が写真などを残していなくても、同僚や会社自体が写真や当時の内容を残している場合も多く、何気なくSNSを覗かれたことにより、履歴書や面接で言っていたことの矛盾点に気付かれてしまうなんてこともありえます。 職歴詐称に限らずですが自分を偽ることは自分を騙すことにもなりますので、そんなことをされずに就職しましょう。
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