恋人の手切れ金相場・念書の書き方・請求する方法｜税金/法律

恋人の手切れ金相場は？

付き合っていた人と別れることを決めた時に、今までの付き合って来た関係の深さに応じて手切れ金をあげた方が相手のためにいいと感じることもあります。それを決めるのは自分自身で相手に要求されて、支払うようなお金ではありません。

手切れ金という表現が誤解を招くことがあります。相手に要求される時に意味する手切れ金は、別れてあげるから手切れ金を下さい、ということが多いです。自分から渡したくなる手切れ金は、今までの付き合い方に満足していて感謝の気持ちで、これからの支度金になればいいかなと感じるときです。憎しみ合って縁を切りたくなり手切れ金を払ってでも今すぐ別れたいと感じる人も中には存在します。手切れ金の相場は、基本的に慰謝料とは違うのでありません。慰謝料の相場は、弁護士に相談すると付き合っていた月日などを考慮して妥当な金額を計算してもらえます。プロに相談するのも一つの方法です。

彼女へ

不倫関係とかではなくて、お互いに独身同士の付き合いをしていた場合でも、手切れ金を支払うことで、綺麗に別れれる場合もあります。

お互いに結婚を意識して付き合っていたり、付き合っている時に妊娠してしまい、彼女に子供を下ろさせた経験があったりしたときなど別れることになった事で、彼女の気持ちにダメージを受けると予想することができるときです。付き合っているときは、一緒に居るから納得できた事でも、別れて一人になった時には乗り越えて行くのが難しい過去として彼女の思い出になってしまった場合は、慰謝料的な意味を含めて気持ち程度の金額でも支払ってあげることで、彼女の気持ちを納得させる効果を持つなら手切れ金には、50万円〜200万円程度が相場です。お互いに惹かれあって付き合っていたのに、別れ際で憎しみ合う関係になりたくないはずです。手切れ金を上手く利用して円満に解決する方が後々シコリが残りません。

愛人へ

不倫関係と知っていて、付き合って来てくれた女性に対して手切れ金を支払うことで後腐れなく別れれる場合があります。既婚者と知っていて付き合っていたという事は、付き合っている間に自宅や会社、妻や子供達の情報は集めているはずです。

一方的に別れを切り出したりしたら、愛人が何を言って来るかわかりません。女性の愛情は憎しみに変わってしまった時に、どんな感情に変化するか予想する事が不可能です。困らせたい一心で妻の実家にバラしに行くのか、子供を誘拐しようと考えるのか、自殺をしようとするのか、不倫トラブルの修羅場は想像するだけで恐ろしいことが多いです。男性が社会的立場のある人なら、不倫関係だった事を周りの人にバラされるのも将来的に響く事になります。50万円〜100万円程度が相場ですが、長い付き合いだった場合は100万円〜200万円ぐらいが相場です。自分に取って不利にならないように手を打つ事が重要です。