悪女の特徴・悪女診断・悪女になる方法・悪女の名言

自分の欲望を満たし、狙った男性を手に入れるには、時には演技も必要です。男性に好かれるしぐさ、態度など、恋愛には駆け引きが重要です。まずは、その人の好むタイプを調べることも必要ですが、こういう子が好きなんだな、とわかったところで、自分がそういう子になれなければ、もともこもありません。自然な演技ができるほど、悪女度は高いでしょう。

もちろん、これは男性限定ではありません。自分のことを守ってくれる仲間、協力してくれる友達、引き立ててくれる上司など、自然な良い子風演技で味方に付いてもらえる可能性はぐっと高くなります。そしてうまく人を利用できればできるほど、悪女度は高くなります。

演技ともかぶりますが、悪女は、人を騙しても自分が得すればいい、くらいに考えています。すぐにバレる嘘は論外ですが、なるべく長く信じてもらえるよううまく人を騙せる人は、悪女度が高いです。嘘は女を飾るアクセサリー、位に考えていると、より悪女らしいです。

嘘や、人を騙すことに罪悪感を感じてしまったり、反省したら、それは良い人への第一歩です。悪女度は、どんどん低くなっていくでしょう。

悪女とは狡猾さがものを言います。人よりお得なこと、利用できるものを、常にアンテナを張り巡らせて探している人ほど、より悪女マインドに近いです。人に、ずるい、あなたばっかりとよく言われるようなら、悪女度も高いといえましょう。

中には、美人なので自然とお得になってしまうラッキーな方もいらっしゃいますが、、こちらは天然ものなので、自分の中の悪女の素質には気づいていません。こういう方は、たいていは、悪女にならずに終わります。

悪女は、とかく人から恨まれて、悪い女だと陰口をたたかれてなんぼ、と思っていませんか。

それはもちろんそうなのですが、より高度な悪女になると、あまり人からは恨まれていません。嘘や騙し方がうまくて、ばれないことが多いからです。もしバレて、不義理をしたと思われても、「あの人があんなことをするなんて、よほどのことがあったんだな」などと、勝手におもんばかってもらえます。難易度は非常に高いですが、これができれば完璧な悪女です。 余談ですが、最初のほうで書いた「練炭不審死事件」で死なずに済んだ被害者の方の中には、いまだに犯人の彼女を信じて待っている方もいます。これは、もちろん、自分が騙されたなんて信じたくないという心理も働いているのでしょうが、彼女の手練手管がすごかった、ということもあるでしょう。 信じている被害者の方にはお気の毒ですが、彼女が本当はいい人だなんて９９パーセントないとはいえ、可能性はわずかながら残っているので、本人の目が覚めるまで生温かく見守るしかありません。ここまで来ると、すごいをとおり越して怖いですが、究極の悪女とはそういうものです。

さて、あなたの悪女度はいかがでしたか。高かったですか、低かったですか。これで高かったらものすごくひどい女なんじゃないか、と思いますが、それは当然です。悪女なのですから。低かった方は、安心してください。あなたは良い人です。

そして、ここまで書くとうすうす勘付かれますが、悪女度が高くなるということは、実は、犯罪を犯せる心理にも近づいているということになってしまいます。悪女度が高かった方は、くれぐれも社会の規範を超えないよう、節度を守られますように注意してください。

そこはかとなく悪女になるのを積極的にお勧めできない雰囲気も漂ってきましたが、ここは、峰不二子さまのような明るい悪女をイメージして、悪女になる方法を考えてみましょう。

魅力的で、男性に求められる悪女になるには、やはりまず外見を磨くことが大事でしょう。美しければ、悪女になるための難易度はさがります。黙っていても人が寄ってきてくれるのですから、そこから利用価値のある人物を探して、好きになってもらえばよいです。

さほど容姿に恵まれていない方でも、今の時代、巷にはメイク道具も方法も、素敵な服や靴もあふれています。自分に合ったおしゃれをすれば、素敵に見えます。 加えて、やはり清潔感も重要でしょう。いくらきれいでも、だらしなかったり、汚かったり、よれよれの服を着ていてはがっかりです。逆に、美人ではなくても、きちんとしていて清潔な人は好感を持ってもらえます。とりあえず好感を持たれるのは、悪女への第一歩です。嫌な人には、誰も近寄ってはくれません。

あなたが人に心を許すのは、どんな時が一番多いですか。自分のことばかりベラベラ話して人の話を聞かない人より、ちゃんと話を聞いてくれて、自分のことをわかってくれると思える人に心を許すのではないでしょうか。

人の心に入り込んで、夢中になってもらえるほど、自分のために動いてもらえる可能性が高まるので、ここは聞き上手を目指しましょう。話を聞いていく中で、この人はどんな嗜好を持っているのか、どんな考え方をするのか、どんなものが好きか、あるいは嫌いかなどもわかってくるでしょう。そうしたらしめたものです。相手の心をつかむのは、前よりずっと容易になっているでしょう。 さらに、話も上手なら言うことはありませんが、そんなに上手ではなくても感じのよい話し方ができればＯＫです。

悪女の醍醐味と言えば、人に貢いでもらうことです。高価なプレゼントやお金など、もらえばもらうほど、うれしいです。

そのためには、相手を研究して、その人にあったねだり方を考えましょう。もちろん、ねだるまでもなく、この人に何かしてあげたいと、積極的に向こうからいろいろ持ってきてくれるのが理想ですが、これは少々難易度が高くなります。ただ、人にものを送るのが好きな人も、世の中には一定数いらっしゃいますので、そういう方を探すのも一つの手です。

本来の人を見る目というより、悪女にとっての人を見る目という意味ですが、これはとても重要です。ケチな人は、あなたになかなか利益を与えてはくれません。将来性のない人は、あなたにステイタスを与えてはくれません。

太っ腹な人、人に尽力を惜しまない人、彼女を下にも置かないほど大切にしてくれる人、才能があってかつ自分本意ではない人、能力もステイタスも高くてかつ自分本意ではない人を探しましょう。 その人たちは、悪女の利益になってくれる人たちです。良く目を開いて、何事も見逃さぬようにして、しっかり探しましょう。騙すつもりが騙されては本末転倒なので、まがい物にはご注意ください。

そのものずばり、ずる賢く立ち回ることが悪女には必要です。そのためには、下調べや根回しも大切でしょう。でも、ずるい方より賢い方に重点を置いて下さい。あまりにもずるい印象が強いとばれた時の後遺症が心配です。

この人だと思った相手に近づくときに、共通の趣味や、相手の興味があることについての知識があると、手っ取り早く話が弾み、相手の心をつかむためにも役立ちます。

また、知識が多ければ会話の種も豊富になり、相手を楽しくさせるネタも豊富になります。たくさん本を読んで、ニュースなどもこまめにチェックするようにしましょう。 賢い女性は、それだけでも素敵に見えます。別に悪女になりたくない人でも、悪女になりきれなかった人でも、知識は無駄にはならないので、どんどん増やしていきましょう。

実は、悪女になるために一番大切なのは、悪女向きの性格です。前述の悪女診断ともかぶりますが、悪女に向いた性格、というものは確かにあります。いわく、人を騙しても平気、嘘をつくのも平気、友達の彼氏を取っても平気、自分のために人が損をしても平気、目的のためには手段を選ばない、人を利用して平気、役に立た太ない人は切り捨てられる、などです。

他にもあるでしょうし、あげたもの全部が必要というわけでもありませんが、多ければ多いほど悪女にはふさわしいです。想像してみるととんでもないですが、なにしろ悪い女なので、これは仕方ありません。

ここまで読んで、とてもできないなと思ったり、罪悪感を持ってしまいそうだなと思った方は、悪女には向きません。

努力して気にしない性格になろうとしても、人間、もって生まれた性格はそうそう変わるものではありません。良い人が無理して悪女になろうとすれば、どうしても罪悪感が生まれます。それはストレスになって、段々に心を蝕んでいきます。 何も無理して悪女になる必要はないです。悪女になりたくて軽い嘘はついたとしても、どうか、自分の心に嘘はつかないようにしましょう。

どうでしょう、あなたは悪女になれますか。私、バッチリだと思った方は、すでに相当悪い女です。かっこいい悪女を目指してほしいとは思いますが、前の項でも書いたように、悪女は一歩間違えば犯罪者です。犯罪者になってしまえばかっこ悪いの極みですし、社会復帰も難しくなってしまいますからくれぐれも気を付けてください。

そして、歴史上の悪女と呼ばれる女性たちが、ほとんど幸せな生涯を送れていないことも、心のどこかに留めておいてください。何をするにしても、幸せになれなければ、あまり意味はないです。

勝手にプチなどとつけてしまいましたが、本格的な悪女ではなく、ちょっと悪女風のかっこいい女、というのはいかがでしょう。悪女って素敵と思っても、みなさん、本当に悪人になりたわけではないでしょう。理想的なのは、実は悪女っぽくてかっこいい女なのではないでしょうか。

たとえば、「このバッグを持っていないと、肩身が狭いの！」という嘘は可愛いものですが、「○日までに二十万払わないと、家を追い出されちゃう」というのはもう詐欺です。

自分の魅力を増すためにつく嘘にも、おねだりのためにつくちょっとした嘘にも、限度というものがあります。ポイントは、バレても許される範囲、というところでしょうか。

悪女と言えば、自分勝手という特徴がありますが、あまりにも人の都合を無視したわがままばかり言っていると、誰も言うことを聞いてくれなくなります。相手が本当に困るわがままは言わない、十回に一回は自分が相手のわがままを聞いてあげる、など、してもらうばかりでなくしてあげることも必要です。つまり、アメとムチというやつです。

わがままを言っても魅力的な人、自分勝手でも憎めない人というのは、ちょっとくらいは人を困らせるけれど、本格的には困らせていません。

ほどほどの悪女でいいや、と思っても、やはり、外見は良いに越したことはありません。

身だしなみやおしゃれには、人一倍気を使うことをおススメします。そして何より、化粧も服装も、自分に似合うものを選んでください。結局は、感じのよい人のほうが、人から親切にしてもらえます。

あの男性がとてもお金持ちで将来性があって何としてもゲットしたいと思ったとしても、自分が全く好意を持てない人と付き合うのはやめましょう。

嫌いな人と付き合うことは、自分のストレスになります。そして、嫌いという感情は、どうしてもどこかから相手に漏れてしまいます。ふとした態度、反射的な反応までコントロールできる人は、そうそういないからです。短期でポイ捨てするつもりならバレないですが、長期になればなるほどバレる確率は増大します。 さらに、ポイ捨てしても正体がバレなかったとしても、ポイ捨てした事実は残ります。次のターゲットに移った時に、そのことがどこからかターゲットの耳に入ってしまいます。そうしたら、お金目当ての女なんだと、見透かされてしまいます。 たとえ少なくても、相手への愛というか、真心は、あった方がいいです。ポイ捨てされた、なんて思わせないためにも必要なことです。

プチあるいは、ちょい悪といってもいいですが、少しだけ悪そうな人というのは、男でも女でも、とても魅力的です。

でも、人は、「本当に悪い人」ではなく、「悪そうだけど本当は良い人」を求めています。ツンデレが可愛いと感じるのも、似たような心理です。 少しだけの悪さを目指して、ちゃっかりいつの間にか愛され彼女になってしまうというのも、素敵なことではないでしょうか。

本当に悪女を目指すにしても、プチな悪女を目指すにしても、気をつけないといけないのは、いつの間にかエスカレートしてしまうことです。

ここまでなら大丈夫、ここまでなら許されるという感覚は、、何度も、あるいは長くやっていくうちに、どうしても麻痺してきます。いつの間にかボーダーラインを越えてしまうのは、一番怖いことです。 定期的に、自分を客観的に見るよう心がけたり、他人からの評価を気にしたりしてみましょう。それは、ボーダーラインを確認するだけでなく、あなたの魅力を増したり、外見を磨くのにも、きっと役立ちます。

悪女の皆さんは、結構かっこいいことも言っています。ドラマや映画、あるいは実際の人物の言葉から、悪女の名言を探してみました。

「紳士は金髪がお好き」という映画の中で、マリリン・モンロー演じる主人公のダンサーが言った言葉です。玉の輿を夢見る彼女は、とうとう、ちょっとボンクラですが人のよい大金持ちの御曹司をゲットします。でも、結婚を報告された御曹司の父親が金目当てのあばずれに騙された！と、飛んできて彼女に言うのです。

それに対する彼女の答えが、「いいえ、あなたのお金よ」でした。さらに彼女は、お金も美貌も、幸せになるための一つの条件にすぎない、あなたなら、自分の娘を貧乏な男に嫁にやるのかとたたみかけます。父親はすっかり感心して、「このしっかりしたお嬢さんを逃がすな」と結婚を認めてくれます。自分の打算もさらけ出したなんともかっこいいセリフです。

「折り入ってお話が。二人きりになれるところで」主人公の元子が、女好きの楢林という男に言うセリフです。このあと、密室で彼の秘密をたてに大金を要求する、れっきとした犯罪なのですが、これ、もっと軽い、恋愛関係なんかでも使えます。

妙齢の美女に、二人っきりになれるところで、なんて言われたら、たいていの男性はコロッと参ってしまうでしょう。

「私はこれまでひどく誤解されてきたの。人生のとらえ方が、人とは違うせいでね」

フィリピンの大統領だったフェルディナンド・マルコスの妻のイメルダ夫人は、革命によって夫とともに、フィリピンを追われ、ハワイに亡命しました。その際、住んでいた宮殿には、彼女の三千足の靴と六千着のドレスが残されていて、そのとんでもない浪費癖と贅沢さに世界中が度肝を抜かれました。それ、実は全然誤解じゃないのでは、という気もしますが、かっこいい言葉です。

「美しさは武器であり、装いは知恵であり、謙虚さはエレガントである」のし上がるためにいろいろなことをやった、といわれるデザイナーのシャネルですが、さすがは成功した人物です。言葉に含蓄があります。

「パンがないなら、お菓子を食べればいいじゃない」飢えて暴動を起こす民衆を見て言ったのだとされていますが、これは、実は、マリー・アントワネットの言葉ではないことが分かっています。どこぞのご婦人が発した無神経な言葉が、民衆の怒りをあおるのにちょうどいいと、マリー・アントワネットの言葉として流布されました。

「大切なのは、どの道を選ぶかより、選んだ道をどう生きるか」フランスのセックス・シンボルとたたえられた女優のバルドーは、私生活で悪女と言われながらも、自分の生き方を変えませんでした。芯の通った女性の、覚悟がうかがえる名言です。

「いい女ってのはね、自分で自分を守れる女よ」何度かお名前を使わせていたので、名言も入れてみました。おまけにもう一つ使わせていただきます。「女の子から隠し事を取ったら、なにものこらないわ」

「いいえ、ラジオをつけていたわ」寝るときに身にまとうのはという質問に「シャネルの五番を数滴」と答えて話題になったマリリン・モンローは、「何もつけていなかったんですか？」という記者の質問には、こう答えました。

下心満載の質問をうまくかわす、ウィットに富んでいるうえにセクシーな、最高のセリフです。

「私のあの時の憂いは、今の静の心と同じです。義経の愛を忘れて恋慕しなければ、貞女ではありません」

謀反人となった義経の愛妾であった静御前が、目の前で義経を思う舞を舞ったことに激怒した夫の源頼朝をなだめるために、政子が言った言葉です。日本三大悪女の一人といわれる政子ですが、人の気持ちをわかる心もあるからこそ、尼将軍と慕われ、部下が付いてきたのでしょう。

「いい子は天国に行ける。でも、悪女はどこにだって行ける」

１８９３年生まれのアメリカのグラマー女優さんでした。彼女が悪女というわけではありませんが、悪女のことを言っているので入れてみました。なかなかの才媛で、名言が多く、本を書いたりもしていました。