目の酷使を続けると、ドライアイだけではなく充血・炎症もひきおこしてしまいます。疲れ目をそのまま放置すると、やがて角膜にもダメージを与えてしまうことになります。
大切な角膜を守るためにおすすめなのが「サンテメディカルガード」です。ドライアイだけではなく、疲れ目がある人は疲労の回復が重要です。こちらの目薬には「フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム」が配合されており、傷ついた角膜の修復や代謝の改善に効果的です。 疲れ目によって引き起こされる角膜ダメージを修復・回復してくれる、おすすめのドライアイ目薬です。おすすめのドライアイ目薬のメーカー・ブランド3つと代表製品
ロート製薬
ロート製薬は1949年に大阪で設立された、化粧品・医薬品・健康食品を製造、販売する会社です。特に目薬はラインナップが幅広く、「目薬はロート」というイメージを浸透させています。最近では人気ゲーム「ドラゴンクエスト」とコラボした目薬が話題になりました。一般用の目薬販売では日本1位のシェアを誇ります。
ロート養潤水α
日中に負担をかけた目を、睡眠中に回復してくれる「夜の」おすすめ目薬です。「タウリン」や「コンドロイチン」を含む4つの有効成分が、眠っている間に乾いたり、傷ついた目を修復してくれます。ドライアイにもおすすめのとろっとしたテクスチャーで、目の潤いをしっかりと守ってくれます。
参天製薬
主に目薬や点眼薬の製造・販売を行っているのが1925年に大阪で設立された「参天製薬」です。同社の目薬ブランド「サンテ」にはフランス語で「健康」という意味があります。一般用目薬のシェアでは日本2位ですが、医療用では1位となっています。
サンテPC
パソコンやスマートフォンから発せられている「ブルーライト」は目に大きな負担を与えています。ドライアイを発症しているひとは、パソコンやスマートフォン画面の凝視によって瞬きの回数を減らし、さらにドライアイを悪化させている恐れがあります。
そんな人におすすめなのが「サンテPC」です。こちらの目薬には目のピント機能を回復させる「ビタミンB12」と目の疲れを回復させる「ビタミンB6」が配合されています。デジタル画面の見すぎで、乾燥や疲れを感じた時におすすめの目薬です。大正製薬株式会社
大正製薬は1928年に東京で創業した製薬会社です。さまざまな薬を製造販売していますが、目薬としては「アイリス」ブランドが人気です。子供用からコンタクト用、ものもらい用まで幅広いラインナップを揃えています。
ホワイトアイリスフレッシュ
ドライアイと共に、目の充血によって白目が赤く濁るのが気になるという人は多いでしょう。特に女性は澄んだ白目を好みます。目の疲れやドライアイで、白目の充血が気になった時は「ホワイトアイリスフレッシュ」がおすすめです。
栄養が失われた目に素早く有効成分を浸透させ、クリアで綺麗な白目を復活させてくれます。疲れ目を見せたくない人におすすめの目薬です。ドライアイ目薬の使い方・活用方法
せっかくドライアイを改善できる目薬を見つけても、正しいさしかたをしなければ、意味がありません。そこでここでは、目薬をさす際に気を付けたいポイントをご紹介します。目薬を正しく使い、ドライアイの改善に努めましょう。
目薬をさす前に気をつけたいこととは?
目薬をさす前に、気を付けたいのが衛生状態です。目薬をさす前は、必ず手を洗い、清潔にしてから使用しましょう。汚れた指が目薬の容器に触れると、薬が汚染されてしまうことがあります。必ずつめの中まできちんと丁寧に洗いましょう。
また、とりはずしたキャップを適当に置くのもおすすめできません。ばい菌の多い場所にキャップを置くと、ばい菌が付着して目薬の容器に触れてしまいます。結果的に目薬が汚染されるので、キャップの取り扱いにも気をつけましょう。目薬が溢れても大丈夫?
目薬をさすと、喉の奥に薬を感じることがあります。これは点眼した目薬が「鼻涙管」を通って喉の奥まで流れてくるためです。また、目薬をさしても涙のようにこぼれてしまうことがあります。
これはまぶたの奥にある「結膜嚢」という袋部分がとても小さいためです。結膜嚢に目薬を留めることによって、有効成分は目の奥まで浸透していきます。しかし、袋はとても小さいため、目薬全てを受け入れることは不可能です。 有効成分が全て流れてしまったように見えますが、正しい点眼方法を守れば、有効成分は目の奥に届いています。目薬が溢れても、正しく点眼していれば気にする必要はありません。目薬をさしたら、パチパチ禁止
目薬をさした後、目をぱちぱちさせる人がいます。目薬をより奥まで浸透させたいためでしょうが、これはおすすめできません。
目薬をさしたら、薬がのどの奥に流れ過ぎたり、結膜嚢から溢れ出すのを防ぐために、目を閉じ、目頭を抑えるのがおすすめです。パチパチと目を開け閉めするのではなく、できるだけじっとして目を閉じておきましょう。点眼は一日何回まで?
ドライアイの人は、目の乾きを感じるたびにドライアイ目薬を点眼したくなります。しかし、点眼回数の多い人は、目薬の成分に注意しましょう。
防腐剤の入っているタイプのドライアイ目薬を使っている人は、防腐剤の悪影響があるので、点眼は1日4回程度に抑えましょう。防腐剤成分が角膜に蓄積され、ダメージとなることがあります。点眼回数を多くしたい人は、防腐剤不使用のドライアイ目薬がおすすめです。目薬の保管場所にも注意しよう
目薬を保管する際も、注意が必要です。目薬を保管する際は、添付されている書類に書かれている指示に従いましょう。特に記載がなくても、直射日光があたったり、高温になる場所は避けるべきです。また、冷蔵庫に入れる人もいますが、凍ると成分が変化するおそれがあります。庫内の温度にも注意しましょう。
さらに、薬箱の中に保管する場合は、湿布薬などにおいが強い薬の側に置くとにおいが映ってしまいますので、同時に保管する薬品にも注意しましょう。他人の目薬は使わない
目の乾きに堪えられないのに、ドライアイ目薬がないことがあります。こんな時、ついついほかの人のドライアイ目薬を拝借したくなりますが、絶対にやめましょう。目薬を通して他人の眼病がうつってしまうことがあります。たとえ家族間でも目薬の共用は避けるのがおすすめです。
ドライアイ目薬を使って目の健康にも留意しよう
近年はパソコンやスマートフォンの使い過ぎで、ドライアイになってしまう人が急増しています。パソコン画面を見ていると、ついつい瞬きをわすれて凝視してしまうため、目が乾燥しがちになり、涙が分泌されにくくなってしまいます。
ドライアイ目薬は乾いた目を改善してくれますが、重要なのはドライアイにならないような生活を送ることです。パソコン画面を眺めることが多い人は、意識して瞬きの回数を増やしましょう。そして、一定時間ごとに目を休め、目の負担を軽減しましょう。 ドライアイ目薬を使いつつも、目をいたわった暮らしを意識することで、ドライアイはぐっと改善されてくるはずです。目薬だけではなく、自分でもドライアイ改善に前向きに取り組みましょう。