赤ちゃんはいつまで哺乳瓶を使うの?
赤ちゃんがいつまで哺乳瓶を使うのか、哺乳瓶の卒業の仕方、なぜ哺乳瓶を卒業しなければいけないのかについての説明です。
また、哺乳瓶の消毒方法や、哺乳瓶を卒業する時に直面するマグストローや就寝時の水分補給についても説明しています。哺乳瓶卒業は1歳ごろを目安に
哺乳瓶をいつまでに卒業するのかと考える機会は多くないはずです。しかし、実際に我が子の哺乳瓶卒業を目の前にすると、いつまで哺乳瓶を使っていてよいのか戸惑うことでしょう。さて、哺乳瓶はいつまで使うものなのでしょうか。
哺乳瓶を卒業する条件として、座位が安定している、哺乳瓶以外のもの(マグストロー・コップ)で水分補給ができることが大きな条件です。 また、1歳頃になると、離乳食も3回食が安定し一度に食べられる量も増えてきます。いつまでもミルクを飲んでいるわけではなく、次第に大人の食事に近いものを食べるようになっていきます。食後のミルクの量が減ってくることや、練習することでマグストローを使えるようになってくることからも1歳頃が哺乳瓶を卒業するにもよい時期でしょう。哺乳瓶の消毒はいつまで行えばいいの?
哺乳瓶の消毒をいつまで行えばよいのかと悩むお母さんも多いでしょう。新生児や月齢の低い赤ちゃんは特に、内臓機能が未熟なこと、免疫力も弱いことからしっかりと消毒を行う必要があります。
早くても生後6、7ヶ月までは消毒を続けてあげるのがいいです。1歳頃になれば、消毒を卒業してもよいでしょう。 また、母乳やミルクは栄養価が高く細菌が繁殖しやすくなります。消毒を終了してもしっかりと水気は切り、赤ちゃんの体調の悪いときや、梅雨や夏、冬などの細菌の増える季節は特に注意してあげましょう。哺乳瓶の消毒方法
哺乳瓶の消毒方法は大きく分けて3種類あります。熱湯で煮沸し消毒する「煮沸消毒」、専用の容器に入れて電子レンジで加熱し消毒する「電子レンジ消毒」、専用の薬液に浸けて消毒をする「薬剤消毒」です。
これらは、いつからいつまでは決まった消毒方法を行わないといけないといった決まりもなく、どれも効果は同じく消毒することができます。特徴別哺乳瓶はいつからいつまで使える?
哺乳瓶は、メーカーによりデザインの他、瓶、乳首共に色々な形のものが販売されています。赤ちゃんによっては、乳首の形や素材が苦手でなかなかミルクを飲んでくれない赤ちゃんもいます。乳首に好みがある赤ちゃんには特徴別に哺乳瓶を選んであげるとよいでしょう。その際、特徴別哺乳瓶を選ぶ赤ちゃんはいつまで哺乳瓶を使えるのでしょうか。
新生児用哺乳瓶
新生児用哺乳瓶は、名前にあるとおり新生児の時期のみ使える哺乳瓶です。新生児時期は、生まれてから1ヶ月までの間です。生後1ヶ月を迎えると、病院1ヶ月健診を受けます。この頃には、新生児用哺乳瓶は卒業です。
桶谷式哺乳瓶
桶谷式哺乳瓶を使うときに、いつまでといった期限はありません。しかし、桶谷式哺乳瓶は生後間もなくに多いお母さんのおっぱいトラブルや、吸うことがまだ上手ではない赤ちゃんの訓練用に作られた哺乳瓶なので、2ヶ月頃から3ヶ月頃までの赤ちゃんに使うことが多い哺乳瓶です。
哺乳瓶の乳首にはサイズがある
ほとんどの哺乳瓶の乳首には素材と乳首の穴の形、サイズに違いがあります。素材は「ゴム製」と「シリコン製」の2つに分かれます。
穴の形は丸の形に開いている「丸穴」、Xの形に開いている「クロスカット」、Yの形に開いている「スリーカット」があります。また、メーカーによりサイズ展開は違いますが基本的にサイズはSS、M、L、LL、サイズがあります。哺乳瓶の乳首いつまで使える?
哺乳瓶の乳首には穴の形やサイズがあります。また、穴の形によってミルクが出てくる量に差があります。乳首はいつまで使い続けてよいのか悩むお母さんもいるでしょう。
乳首は使うことで劣化していきます。約2ヶ月程度で新しい物に替えていくようにしましょう。サイズや穴の形によって適正月齢があるので、新生児はssサイズの丸穴より使い始め、生後1ヶ月頃から飲み具合などを見てサイズや穴の形を変えていくとよいでしょう。適正月齢を確認する
メーカーによってサイズ、穴の形の展開に幅があるため、いつまでその哺乳瓶が使えるのか購入時には確認する必要があります。おおむね新生児~卒乳まで使用可能です。
しかし、いつまで使えるのか使用月齢が決まっている哺乳瓶が「NUK プレミアムチョイス」や「Combi テテオ 授乳のお手本」で、使用月齢は18ヶ月までです。 乳首を交換購入する際も、いつからいつまでの月齢対応なのか確認したうえで購入しましょう。哺乳瓶はいつまでにどのように卒業するの?
哺乳瓶はいつまでに卒業したほうがよいのか、そしてその理由と卒業の仕方が分からないと悩むお母さんも多いでしょう。哺乳瓶を卒業する目安として、座位が安定していることと哺乳瓶の乳首以外(マグストロー・スパウトマグ・コップなど)での水分補給ができることが卒業の目安です。
哺乳瓶は、主に傾けて飲むため座位が安定していることが必要です。また、哺乳瓶の乳首以外(マグストロー・スパウトマグ・コップなど)を使えるようになっていないと水分補給が行えないため、哺乳瓶の卒業前には慣れておく必要があります。 哺乳瓶を卒業する時に悩むことの多い3つのポイントを踏まえて卒業の仕方をお伝えします。