冬の赤ちゃんのスキンケア
冬は空気自体が乾燥してしまいますので、特に肌が荒れやすくなります。常に暖房がついている状態であり、お風呂のお湯の温度も高めになります。肌がどんどん乾燥してしまう環境ですので、より注意深く赤ちゃんのお肌を保湿してあげる必要があります。
体温調整がうまくできない赤ちゃんのために、過剰に暖房で部屋を暖めてしまいがちです。部屋が暑すぎるのも良くありませんので、適度に温度調節を行いながら加湿器を使うことをおすすめします。 お風呂の温度は38~39度くらいが良く、お風呂上りは多めにベビーローションを塗り保湿しましょう。この時も、お風呂上り速やかにベビーローションを塗ることが大事です。時間をおいてしまうと、赤ちゃんのお肌はどんどん乾燥が進行してしまいますので注意が必要です。赤ちゃんの乳児ニキビ対策
赤ちゃんのお肌はとにかくトラブルが多いです。特に乳児ニキビに悩むママは多いことでしょう。そこで、乳児ニキビ対策、上手な保湿の仕方についてご説明しましょう。
乳児ニキビの特徴とは?
乳児ニキビは、生後1週間から生後1ヶ月くらいの赤ちゃんに多く発症します。赤いぶつぶつが表れ、場所としては額や頬、ひどい場合は顔全体に発症し腫れることもあります。新生児の時期は新陳代謝が活発なので、ちょっとできてしまうとあっという間に広範囲に広がってしまいます。
ただ、かゆみがないので赤ちゃんが気にすることはあまりありません。原因はママのお腹の中で男性ホルモンをもらったためで、皮脂の分泌を活発にする働きがあるからです。男の子は女の子の5倍ニキビができやすいと言われています。 ホルモンの影響は3ヶ月くらいで弱くなり、次第に皮脂が少なくなって乳児ニキビは消えていきます。ニキビをいじったりすると、細菌が繁殖し皮膚炎を起こしてしまうので、正しいケアが必要です。乳児ニキビのケアの方法
赤ちゃんのお肌がつらいトラブルを起こさないためには、ママの手で適切なスキンケアを行うことが大事です。生まれて3か月間は最も皮脂の分泌量が多いと言われています。石鹸でしっかり皮脂を落とし、ベビーローションでの保湿が大切です。
1日2回のケアで乳児ニキビは改善します。ベビーソープは無添加で低刺激性のもを選び、しっかり泡立て皮脂を洗い落してあげることが大切です。洗顔後はすぐにベビーローションで保湿が理想的な乳児ニキビのケア法です。バリア機能の弱い赤ちゃんのお肌を優しくお手入れしてあげることが何より大事なことです。日常の注意点
乳児ニキビのときは汗も大敵ですので、赤ちゃんが汗をかいたらこまめに拭き取り清潔を保ってください。そしてベビーローションでの保湿を忘れてはいけません。外出時などは、ウェットティッシュや赤ちゃん用の汗ふきシートを持ち歩くと良いでしょう。
次に大切なのは、赤ちゃんの爪をいつも短く切っておくことです。赤ちゃんは、よく爪で顔をいじりますので爪が伸びているとニキビを傷つけてしまいます。その傷からばい菌が入ると大変なことになってしまうので、爪はいつも短くしておきましょう。 赤ちゃんの寝具や衣類はいつも清潔なものを使用しましょう。赤ちゃんのシーツや枕はよだれやミルクでいつも汚れます。汚れには雑菌が付いているのでニキビには大敵です。こまめな取り替えが重要です。ベビーローションはニキビに効くの?
赤ちゃんの敏感な肌を守るベビーローションですが、大人のニキビケアにも効果を発揮することがわかっています。ニキビは乾燥が大敵なので、低刺激で肌に優しいベビーローションでの保湿はとても効果があります。
ニキビができている肌の状態はとても敏感ですので、安心できるベビーローションを使用することで、ニキビのできた肌を保湿しながら悪化させない働きをしてくれます。ニキビを治すというものではなく、乾燥を防いでくれることでニキビ対策になります。大人も使えるおすすめのベビーローションとは?
赤ちゃんの肌を守ってケアしてくれるベビーローションは、大人の敏感肌にも効果的です。大人の年齢を重ねた肌も、デリケートで乾燥しがちです。ベビーローションでたっぷり保湿をしてあげるとお肌もしっとりしてきます。
また、産後のママのお肌やトラブルを抱えた方にも、ベビーローションは安心して使える点でおすすめです。ベビーローションは全身に使えるだけでなく顔や髪にも使え、低価格なので気軽にたっぷり使える点でも人気です。 低価格でも優秀な実力を発揮するベビーローションは、もともと肌が弱いからとずっと使っている方が多いです。外部からの刺激や肌のバリア機能の低下にもベビーローションはおすすめです。ママ&キッズ ベビーミルキーローション
このベビーローションは、皮膚科医と小児科医の協力を得ながら開発されたもので、とてもデリケートな肌を守るのが目的のベビーローションです。羊水に含まれる8種類のアミノ酸、胎脂に近いとされるベビーエマルジョンがたくさん配合されています。
赤ちゃんにとって理想的な環境であるママの胎内を考えた成分配合、食物アレルギーテストや食品基準検査を実施しながら、徹底した製造過程を経て生まれています。べたつかずさらりとしたつけ心地で、肌がすべすべしてきます。たっぷり入って価格もお手頃なのでおすすめします。アロベビー ミルクローション
ママの間でも人気のベビーローションで、雑誌やブログなどでもよく紹介されています。成分は99%天然由来の国産オーガニックという点が魅力です。ホホバオイルやシア脂が配合されていて高い保湿力があります。
このベビーローション一つで乳液とクリームの力を持っているので、スキンケアはこれ1本で十分です。とても伸びが良く付け心地も快適です。世界的なオーガニック基準のエコサート認証取得なので信頼ができます。 内容量は150ml・380mlの2種類があり、定期便などのシステムもありますのでお試しになってみてはいかがでしょうか。ジョンソン ベビーローション
無香料・無着色が魅力の定番のベビーローションです。生まれたばかりの赤ちゃんにも使用できるほど安全で安心な成分でできています。ベビーローションではありますが、保湿成分とベビーオイル効果のダブルの力を持っているので、これ1つで十分なスキンケアができます。
肌荒れや乾燥、その他の肌の悩みにも安心して長期的に使える優れものなので、子供の時から大人になっても使用しているという人がとても多いです。とても高い保湿力で、信頼できる効果ということでロングセラー商品となっています。肌トラブルは嫌だという方にはとてもおすすめなベビーローションです。大人のスキンケア用品とベビーローションではどう違うの?
赤ちゃんの肌に安心して使えるベビーローションは、無添加や無香料、無着色、防腐剤なども使用しておらず、敏感肌の赤ちゃんのために優しい成分で作られています。大人用のスキンケア用品はなかなかそうもいかず、肌の敏感な方には刺激が強過ぎたりしてしまいます。その点ベビーローションは、大人でも安心して使用できる上に高い保湿力を備えています。
効果的にベビーローションを使う方法とは?
赤ちゃんが使って安心なベビーローションなら大人だってたくさん使えます。そこで、効果的なベビーローションの使い方とはどんな方法なのかをご説明します。全身に使えるベビーローションをもっと有効に活用してみましょう。
顔の使用する場合
低刺激性であるベビーローションは顔に塗っても安心です。湿疹や乾燥での肌荒れなどでお悩みの方は、ベビーローションを使用することをおすすめします。洗顔後、化粧水で肌を柔らかくした後にたっぷりのベビーローションを塗ります。
これで顔の水分が逃げないように蓋をされた状態になり、肌の乾燥が防げ保湿効果が得られます。伸びがよくつけ心地もさらりとしたタイプが多いので、ぜひお試しになってみてはいかがでしょうか。シートにたっぷりベビーローションを含ませて、寝る前にパックをするのもおすすめです。背中のニキビケア
背中にできたニキビで悩んでいる方は意外に多いです。背中は乾燥しやすく、皮脂が過剰に分泌される場所なので、毛穴詰まりを起こしてニキビができやすくなってしまいます。背中の水分が不足することで、肌のターンオーバーが乱れてバリア機能が低下してしまいます。
その対策として刺激や乾燥から肌を守る潤いが大事になってきます。背中に皮脂膜を作る意味でもベビーローションが効果的です。入浴時にも背中の皮脂がとられて乾燥の原因になります。お風呂のお湯は40℃くらいが適温です。入浴後体の水分を拭き取ったら、速やかにベビーローションを背中に塗ることが大切です。体のリンパマッサージ
ベビーローションを体のリンパマッサージに使用するのもいい方法です。タイミングとしては入浴後がおすすめです。体の水分を拭き取った後、ベビーローションを手に取り少し温めてから体に塗り広げていきます。
場所は首・脇の下・脚の付け根・膝の裏などのリンパを優しくマッサージしていきます。その他こりがある部分やむくみが気になる部分にも、ベビーローションを塗りながらマッサージをすると気持ちが良く血行も良くなります。 ポイントは、入浴後速やかにベビーローションを塗ることです。早く保湿をすることが大切なので、時間をおかず行いましょう。赤ちゃんのお肌を守るベビーローションで安心保湿をしよう
赤ちゃんのデリケートで柔らかなお肌を守ってあげられるのはママです。1年を通して乾燥や肌トラブルを起こしやすい赤ちゃんの肌を、ママがしっかり理解してタイプに合った優れたベビーローションを選んであげましょう。
特に風呂上がりにたっぷりベビーローションを塗ってあげるのがおすすめです。ママとのスキンシップにもなり、赤ちゃんにとって最適だと言えるでしょう。ベビーローションを塗ってあげながら、赤ちゃんの肌をチェックすることも大切です。 おむつかぶれや湿疹などを早い段階で見つけ、ケアしてあげることもママの大事な役割です。赤ちゃんにとってママが一番の頼りなので、お肌を理解しながら信頼できるベビーローションでしっかり保湿してあげれば赤ちゃんもご機嫌です。