母乳はいつまで出るの?最低限与えるべき期間といつまで必要なのか

ベビー・子育て

母乳が最低限いつまで必要なのかはわかりましたが、結局いつまで母乳をあげればいいのでしょうか。お母さんの母乳が良く出ているという場合には、いつ母乳をやめればいいのか迷うと思います。さらに、職場への復帰の予定がない場合にはさらに迷ってしまうと思います。

一般的に母乳が必要だといわれているのは、離乳食が完了する1歳~1歳半くらいまでだと言われています。当然のことですが、離乳食の進み具合には個人差がありますので、完了するタイミングも人ぞれぞれです。また、赤ちゃんが母乳より離乳食に興味を示したために、卒乳というかたちで母乳から離れていく場合もあります。 一昔前には、1歳くらいになると断乳というかたちで母乳をあげるのをやめるというお母さんが多かったのですが、今の指導では母乳を急いで辞める必要はないという考えが主流です。 なので、母乳がいつまで必要かという問いに対する明確な正解はないのです。母乳をいつまで飲むのかは、母乳がいつまで出るかと同じで、お母さんと赤ちゃんが自然に決めるのが理想的だと思いませんか。

母乳とミルクの混合育児はいつまで?

母乳とミルクの混合育児をしているお母さんは、いつまでどのような形で混合育児が続けられるのでしょうか。ここでは、母乳とミルクがいつまで続けられるかについてご紹介しますので一緒に見てみましょう。

離乳食を始めると完全母乳に切り替えられるケース

赤ちゃんが生後6ヶ月頃になると、一般的に離乳食を食べ始めます。離乳食を始めると同時に、母乳かミルク以外のお茶やお水を飲む練習も開始します。この離乳食の開始によって、赤ちゃんは栄養や水分を母乳かミルク以外から摂取することができます。

こうなると、母乳とミルクの混合では、栄養素や水分を余分に摂取してしまうことも考えられます。なので、赤ちゃんが離乳食をたくさん食べ、お茶やお水も良く飲むようになれば母乳だけに切り替えても、しっかりと体重も増え順調に成長していきます。

6~7ヶ月で母乳の出が悪くなりミルクに切り替えるケース

前にも述べたように、母乳がいつまで出るかは母乳が必要とされているとお母さんの身体が判断した場合には出続けます、しかし、母乳とミルクの混合育児の場合、赤ちゃんが母乳を飲む頻度は、母乳だけで育児をしているケースよりは少なくなってしまいます。

そのため、お母さんの身体が母乳はあまり必要ないのではと判断してしまい、母乳の出が悪くなってしまうこともあるのです。母乳の出が悪くなったと感じたときに、すでに離乳食を始めているのであれば、迷わずミルクへ移行してよいでしょう。

母乳の黄疸はいつまで続くの?

母乳はいつまで出るの?最低限与えるべき期間といつまで必要なのか

母乳育児が良いといわれている反面、母乳で育てていると黄疸が出ることもあります。「黄疸」と聞くと、重症になると脳性まひや聴力障害などの後遺症が残る「核黄疸」の心配をする方もいるかもしれません。

しかし、母乳性黄疸はあくまでも生理的なものであり、心配している「核黄疸」へと発展することはありません。なので、母乳性黄疸は赤ちゃんが母乳を飲む量や発育などに問題がなければ治療をする必要はありません。もちろん、今までどおり母乳育児を続けても何の問題もありません。 そうはいっても、黄疸が続くといつまでこの状態なのだろうと心配になるお母さんもいらっしゃると思います。母乳性黄疸がいつまで続くかは、個人差はありますが生後2~3ヶ月程度です。このころになると、赤ちゃんの黄疸は自然に消えていくでしょうから、いつまで続くかと不安にならず待ってみてはいかがでしょうか。

母乳過多になるのはいつまで?

母乳が出なくて困っているお母さんも多いと思いますが、母乳が出すぎる母乳過多で悩んでいるお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

母乳がたくさん出ることは良いことだと思われるかもしれませんが、お母さんにとっては胸の張りや母乳が漏れ、乳腺炎や感染症などの心配がありますし、赤ちゃんにとっても飲みすぎて機嫌が悪くなったり、飲むときにむせたり咳きこんだりしてしまうのでおっぱいが嫌いになることもあります。 授乳するポジションを変えたり、食事や水分を制限するなど、母乳過多の改善方法を色々試しても改善しないお母さんは、母乳過多がいつまで続くのか不安に思っているのではないでしょうか、 母乳過多がいつまで続くのか、正確にいつまでとは言えませんが、多くのお母さんは産後3~4ヶ月ごろには母乳過多の状態から解放されています。

母乳の冷蔵・冷凍はいつまでできる?

母乳はいつまで出るの?最低限与えるべき期間といつまで必要なのか
タイトルとURLをコピーしました