夏バテ防止におすすめの食べ物・料理のレシピ・飲み物・運動方法

料理の知識

夏バテ防止の食材

夏バテ防止におすすめの食べ物・料理のレシピ・飲み物・運動方法

夏バテ防止に効果的な食材は多くあります。日々のメニューに取り入れて、暑い夏を乗り切りましょう。

山芋

山芋は夏バテ防止に効果的です。山芋は、ヤマイモノ科に属するいも類の総称で呼ばれ、山芋という品種はありません。長芋もヤマイモノ科に含まれています。買い物に行くと良く見かける、いちょう芋やつくね芋が山芋として売られています。

山芋と長芋は、栄養価に大きな差がありませんから、お好みで選ぶと良いでしょう。山芋は体内の水分バランスを整えるカリウムや、胃粘膜を守るぬめりが含まれています。消化酵素のアミラーゼもたっぷり含み、米などでんぷんを含む食材の消化を助けてくれます。 山芋は粘りが強くさっぱりとした味わいで、長芋は水分が多くサラッとした味が楽しめます。

玉ねぎ

玉ねぎは、糖質となる炭水化物を比較的多く含んでいます。夏バテ防止に効果的なビタミンB1と結合しやすく、ビタミンB1の吸収を促す働きがあると考えられています。消化液の分泌を促してくれ、新陳代謝も活発にしてくれます。

血液がサラサラになる効果もあることから、健康を気にする人は積極的に摂取したい野菜です。玉ねぎは幅広い調理法がありますから、炒めたり煮込んだりするメニュー以外にも、すりおろして肉やサラダにのせても美味しく食べられるでしょう。

生姜

生姜をすりおろすと、とても良い香りがします。この香り成分はシネオールと呼び、食欲増進の働きがあり夏バテ防止に最適です。疲労回復や、胃を健やかに保つ働きも期待できます。

また、生姜実は血行を促進するショウガオールが多く含まれています。生姜は生のまま摂取するよりも、加熱したほうがショウガオールを効率的に摂取でき、体を温める効果が大きくなります。エアコンで冷えた体を温める生姜湯や生姜焼きなど、摂取すると夏バテ防止に役立つでしょう。

ゴーヤー

ゴーヤーは油との相性が良い野菜で、夏バテの時期に栄養を摂るにはとても適した野菜です。ビタミンCの量は断トツに多く、きゅうりやトマトの5倍以上含まれています。通常ビタミンCは熱に弱いですが、ゴーヤーの場合は炒めても壊れにくく、温暖な沖縄では家庭料理としてチャンプルーが良く食べられています。

ゴーヤーの特徴でもある苦みは、モモルデシンという成分で、とても体によく胃粘膜を保護したり食欲増進の効果があります。そして、神経に働きかけ気持ちをシャキッとする効果も期待できますから、夏バテ防止に最適な野菜です。

にんにく

にんにくは独特の臭いがありますが、これは硫化アリル一種アリシンという物質です。ビタミンB1の食材と一緒に食べると吸収を助けて、疲労回復や滋養強壮に効果的です。アリシンは病気の予防にも効果的だと考えられ、健康維持のために続けて食べると良いでしょう。

夏になると夏バテ防止のために、にんにくを多く摂取したくなりますが、大量に食べると胃腸に負担をかけて良くないです。適量を楽しみ、メニューに加えると良いでしょう。にんにくの芽にも同じ効果がありますから、炒め物にしたりスープに入れて味わいましょう。

夏バテ防止のメニュー

夏バテ防止におすすめの食べ物・料理のレシピ・飲み物・運動方法

夏バテ防止対策には、バランスの良いメニュー作りが効果的です。肉や魚をしっかり食べて、野菜と炭水化物を摂ると良いでしょう。食欲が落ちて、冷やしうどんやそうめんだけを食べているとバランスを崩してしまいます。

夏バテ防止のメニューにするなら、冷やしうどんにサラダをのせてみたり、肉をトッピングしても良いでしょう。炭水化物ばかり摂取すると、糖分をエネルギーに変えるビタミンB群が消費されてビタミンが不足してしまいます。その結果、夏バテしてしまいます。 夏バテ防止のメニューに積極的に取り入れたい栄養素をご紹介します。
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