オートミールの糖質とカロリー・栄養素|糖質制限中のオートミールはOK?

料理の知識

オートミールとは

みなさんは朝食に何を食べていますか?「朝食はシリアル」という方も多いのではないでしょうか。シリアルの中でも最も栄養価が高いのがオートミールです。オートミールはえん麦(オーツ麦)を蒸して、あらびきにしたり、つぶして平らにしたものです。味付けしていないのでそのままでは甘味がなく、少し食べづらいのが特徴です。そのため、調理して味付けする必要があります。

このオートミールに砂糖やハチミツなどをくわえて、オーブンなどで焼き上げ加工したものがグラノーラです。よくスーパーなどでもドライフルーツを加えたものなどいろいろな商品が販売されています。こちらは甘味があり、とてもおいしいのですが、糖分が多くカロリーが高くなります。

オートミールの糖質とカロリー、栄養素

オートミールにはどれくらいの量の糖質が含まれ、カロリーはいくらなのでしょうか。また、どんな栄養素を含んでいるのでしょう。

オートミールの糖質量

オートミールの糖質量はどれくらいなのでしょう。オートミールはダイエット目的でなく普段の食事に取り入れる場合は、一般的に一食当たり80g~100gくらいの量になります。オートミールの糖質量は100gあたり約59.7gです。

オートミールのカロリー

オートミールの気になるカロリーはどれくらいなのでしょうか?オートミールのカロリーは100gあたり380kcalになります。同じ穀類の白米や玄米と比較してみると、白米は100gあたり356kcal、玄米が100gあたり165kcalなので、オートミールのカロリーは比較的高いようです。

オートミールは栄養価が高い

オートミールはとても栄養価の高い食品です。ダイエットにもよく利用され、栄養豊富といわれる玄米と比較してみても、食物繊維 約3.5倍、鉄分 約2倍、カルシウム 約5倍とオートミールのほうが上回っています。他にも各種のミネラルやビタミン、たんぱく質などがオートミールには多く含まれています。

食物繊維は、今話題の腸内環境を整え、便秘の解消や免疫力のアップなどに役立ちます。また、鉄分は貧血の改善、ビタミンEは若返りのビタミンとも呼ばれるように抗酸化力に優れアンチエイジングや美肌効果などがあります。このように女性にうれしい効果のほかにも、大腸がん、心筋梗塞、動脈硬化の予防など様々な効果がオートミールには期待できます。

オートミールの糖質は高い?

オートミールに含まれる糖質量は、ほかの食品と比べて高いのでしょうか?ダイエット中は特に気になるところです。

玄米や白米との比較

同じ炭水化物の白米や玄米とオートミールを比較してみます。それぞれ100gあたりに含まれる糖質量は、おおよそ次のようになります。 ・オートミール  59.7g ・白 米      37g ・玄 米      34g

これを見ると、白米と玄米では糖質量にそれほどの差はありませんが、オートミールだけはかなり糖質量が高いのがわかります。 しかしながらオートミールは、モデルやタレントの人たちが朝食として紹介していたり、雑誌などのメディアでも頻繁にダイエット情報として取り上げられています。白米や玄米より含まれる糖質量がかなり多いオートミールが、なぜダイエットで注目を浴びるのでしょうか?

ダイエットに利用される理由

カロリーや糖質量が高めであるオートミールがなぜダイエットに利用されるのか見ていきましょう。

オートミールは低GI食品

『低GI食品』という言葉をご存知でしょうか。最近よく耳にする言葉です。『GI』とは食後の血糖値の上がる速さを示す値のことです。この値が低いほど、食後の血糖値の上昇が緩やかであるといえます。このGI値を比較してみると次のようになります。 ・オートミール    55 ・白 米       89 ・玄 米       55

これらからわかるように、オートミールは玄米とGI値が同じで、低GI食品であるといえます。

低GI食品は太りにくい

低GI食品は血糖値を緩やかに上昇させるので、血糖値を下げる働きをするインシュリンが少ない量で時間をかけて血糖値を下げていくことができます。逆に高GI食品の場合は急激に血糖値が上昇するので、インシュリンが大量に分泌され、短時間で血糖値を下げようとします。

インシュリンは血糖値を下げる一方、エネルギーとして消費されなかった糖分を脂肪として体内に蓄えるという働きもあります。大量のインシュリンが分泌された場合、それだけ蓄えられる脂肪も多くなります。したがって、多くのインシュリンを必要としない低GI食品のほうが太りにくいといえます。
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