ジャスミン茶とは
ジャスミン茶をご存知ですか。スーパーやコンビニなどで見かけたり、一度くらいは飲んだりしたことがあるのではないでしょうか。とくに女性の間で人気が高まっているジャスミン茶ですが、どのような健康効果があるのでしょうか。本記事では、ジャスミン茶のカフェイン含有量に注目しながら、その効能をご紹介します。
ジャスミン茶の原材料
ジャスミン茶は、緑茶やウーロン茶などのベースとなるお茶にジャスミンの花の香りをつけたお茶です。
ジャスミン茶の原料であるジャスミンという植物は、モクセイ科ソケイ属で、実はハーブの一種としても知られています。主な原産地は、インド・東南アジア・アフガニスタンを中心とするアジア地域です。また、アフリカも原産地として知られています。 甘い香りを放つ花の部分が、ジャスミン茶をはじめ、様々に加工されます。用途としては、精油や、デザートやドリンクなどのトッピングなどがあります。なかでも、ジャスミンの精油は700kgの花からわずか1kgしか採れないため、大変貴重で高価なものだそうです。ジャスミン茶の歴史
ジャスミン茶は中国・明の時代に生まれたお茶です。貴族の嗜みであったお茶が一般市民にも広がり始めていた当時、従来のお茶に茉莉花(まつりか;ジャスミン)を加えることで良いお茶が作れるのではないか、という考えから、ジャスミン茶は誕生しました。
その後、時代が下ると日本にも輸入されるようになりますが、同じ中国茶であるウーロン茶よりも、ジャスミン茶が輸入されるのは早かったといわれています。ジャスミン茶の効能
ジャスミン茶には、女性に嬉しい効能がたくさんあります。以下、詳しくご紹介します。
ダイエット効果
ジャスミン茶には、ベンデルアセテート、タンニン、カフェインなどの成分が含まれており、これら成分がダイエットに大きな効果があると言われています。
・ベンデルアセテート…香り成分で、脂肪燃焼を促進する効果があります。 ・タンニン…脂肪の吸収を抑制する効果と、体脂肪の減少を促進する効果があります。これにより、肥満を予防してくれます。 ・カフェイン…体内で熱の発生を促進し、脂肪の燃焼を促します。そのため、身体に脂肪が蓄積されにくく、ダイエットの強い味方といえます。
ダイエットのためには、運動の30分前くらいにジャスミン茶を飲むと、大きな効果が期待できます。また、毎日続けて飲むことも大切です。