カフェインのメリット
カフェインのメリットは、覚醒作用があります。これは中枢神経を興奮させることで目を覚ます作用です。眠気覚ましに効果的なので、受験生は好んでコーヒーを飲んだり、朝の目覚めの一杯として使う人もいます。そして、仕事や勉強だけではなく、運転中の眠気覚ましにもメリットがあります。
カフェインは薬にも使われており、頭痛薬や風邪薬のパッケージに記載されています。痛みを鎮める鎮痛作用があり、使われることが多いです。全ての鎮痛剤に使われている訳ではありませんので、気になる方はパッケージを確認してから購入しましょう。 毎日摂取していると病死のリスクが減る研究結果が発表されました。これは、国立がんセンターや東京大学の研究チームが発表した結果です。1日にどれくらいカフェインを摂取しているのかを19年間データを取りました。その結果、カフェインを摂取している人は、していない人に比べて死亡リスクが24%低いという結果になりました。このようにカフェインは上手に摂取するとメリットが多くあるのです。カフェインのデメリット
体調や個人差もありますが、覚醒作用によりめまいがする場合があります。これは、カフェインの効果によるもので、体格や体質によってカフェインの効果が大きくでたり、あまり感じられなかったりします。
よく、「夕方にコーヒーを飲むと夜寝られなくのよね」なんて会話聞いた事ありませんか。このような体質の方は、カフェインが体内に長く効果をもたらし覚醒作用が働き続けるからです。 そして、利尿作用によるデメリットも。のどが渇いて大量に玉露入りのドリンクを飲むと、トイレが近くなります。いつでもトイレに行ける環境なら問題はありませんが、集中力が必要な場面や会議などでは困ります。こんな症状も
カフェインは人によって体質に合わない場合もあります。大量に摂取した時、落ち着きがなくなったり、動悸がすることも。ひどい症状になると吐き気やめまいに見舞われます。このような体質の方は、摂取する量を減らしてみることをおすすめします。
カフェインには依存性があります。おおよそ、カフェインを摂取してから12時間~24時間後に離脱症状が現れます。症状は、頭痛や集中力欠如、疲労感、不眠などです。症状のピークは48時間前後で、通常は2日~9日で治まります。毎日、決まった時間にコーヒーを飲みたくなるのはこの症状だと考えられます。カフェイン量の比較
カフェインにはメリットもデメリットもありますが、それぞれの飲み物に含まれているカフェインの量を見ていきましょう。体質に合ったカフェインを摂取するための目安になります。一般的な目安なので、作り方や使うお湯の温度などによってカフェインの量は変化します。
玄米茶
先程もお話ししたように1杯150mlあたり30mgの量になります。紅茶などと同じくらいの量なので、とても飲みやすい量と言えるでしょう。
緑茶
緑茶の代表格玉露は、1杯100mlあたり約160mgの圧倒的なカフェイン量。煎茶は、100mlあたり約20mgとグッと低くなります。緑茶を飲みたくなったら、カフェインの量を考えて選ぶといいです。
ほうじ茶
病院でも日常的にのまれるほうじ茶は、一杯100mlあたり20mgとかなり低め。カフェインが少ないから体調の悪い人も安心して飲めるわけです。食後に最適なお茶と言われていますので、日常的に飲んでも体への負担は少なくてすみそうです。
コーヒー
コーヒーは入れ方で大きな違いがでます。厳密に言えば使う豆によっても数値が変わってくると思っていただけるといいでしょう。エスプレッソタイプなら一杯100mlあたり280mg、ドリップ式なら100mlあたり90mg、インスタントですと100mlあたり45mgになります。
毎日飲むのであればこの量を参考にして、摂取するカフェインの量を調節してもいいでしょう。庶民的な味わいが大好き
玄米茶の特集いかがでしたか?普段何気なく飲んでいる玄米茶ですが、知らないことが沢山ありました。玄米茶の原料や、気になるカフェインの事までわかって、これからは安心して玄米茶が飲めます。
玄米茶は自宅でも簡単に作る事ができるので、玄米を購入してフライパンで炒って飲んでみましょう。いつもとは違った玄米茶を楽しむ事ができます。ホッと一息つきたい時や、朝のスタートに玄米茶を美味しくいただきましょう。