玄米茶に含まれるカフェインの含有量・カフェイン量比較

レシピ

玄米茶は、玄米を昔ながらの作り方で炒り上げたものです。香ばしいお米の風味と煎茶の香りがミックスしたお茶です。ひと口に玄米と言ってもさまざまな種類があります。ここでは玄米の種類を詳しくご紹介します。

うるち玄米

うるち米を使用した一般的な玄米茶の原料です。上級玄米から安価な玄米茶まで幅広く使われる原料です。

もち玄米

原料にもち米を使用した玄米茶の素です。うるち米と比較すると、まろやかな味わいで上品な仕上がりになっています。

餅花

市販されている玄米茶には必ずと言っていいほど、白いポップコーン状のものがはいっています。これは、もち米でつくられており、玄米茶の赤色とお茶の緑を引き立てる役割があります。お菓子でいえば、トッピングのような役割です。

玄米茶を作ってみよう!

玄米茶に含まれるカフェインの含有量・カフェイン量比較

高級茶ではなく、カフェインも少なめで毎日でも飲みたい玄米茶。お茶屋さんでも購入できますが、自宅で作ることもできます。作り方はとても簡単!フライパンひとつで作れます。

まずは、玄米一握りを弱火のフライパンで炒ります。玄米が茶色く変化し、中がはじけて香ばしい香りがたってきます。火を止め蓋をして均一に火を通し完成です。急須に入れてお湯を注げば、自家製の玄米茶がいただけます。販売されているものより、香り豊かな味わいが楽しめます。カフェイン無しなのでお子様にもおすすめ。

カフェインとは

最近はカフェインに対して注意をする人が増えています。何となくカフェインの事はわかっているかもしれませんが、カフェインとはどのようなものか、お話ししましょう。

カフェインはアデノシン受容体に拮抗すると体に変化を与えます。簡単に言うとカフェインは「覚醒作用」「解熱鎮痛作用」「強心作用」「利尿作用」の効果を体に与える物質です。 お茶をはじめコーヒーやコーラ、ココア、紅茶等に含まれいます。カフェインは多く摂りすぎなければ健康被害はなく、メリットも多くある物質です。カフェイン表示は3つに分けられており、ディカフェ、カフェインレス、ノンカフェインがあります。

ディカフェ

本来はカフェインを含んだ飲食物ですが、カフェインを取り除いたり、通常はカフェインを添加する飲食物にあえてカフェインを添加していない事です。カフェインが通常より少なかったり、味や香りは元のものと異なるのが特徴です。

カフェインレス

文字だけを見ると、全くカフェインを含んでいないように感じますが、実際はカフェインが少し含まれています。元の飲み物自体がカフェインが少ないものをカフェインレスと呼びます。元々カフェインが少ない為、ディカフェに比べると味も香りも元のままです。本来の味わいを楽しみたい人は、カフェインレスと表示されている飲み物を選ぶといいでしょう。

ノンカフェイン

ノンカフェインは、カフェインを含んでいない飲み物です。元々カフェインが含まれていないので、味わいも風味もおいしく飲めます。

カフェインのメリットとデメリット

カフェインは玄米茶をはじめ多くの飲み物やチョコレート、加工食品、お薬に入っています。とても身近な添加物で、あまり気にしないで摂取している人も多いでしょう。下記は全日本コーヒー協会による参考数値です。

見ての通り、玉露が圧倒的にカフェインを多く含んでいます。カフェインのイメージですとコーヒーが多く含んでいそうでしたが、実際は玉露でした。日常的に玉露を好んで飲んでいる人は過剰摂取にならないように注意が必要です。
「飲料100ml当りに含まれるカフェイン量の目安」

飲料 カフェイン量(100ml当り) 備考 レギュラーコーヒー浸出液 約60mg コーヒー豆の粉末10gを熱湯150mlで浸出 インスタントコーヒー 約60mg インスタントコーヒー粉末2gを熱湯140mlに溶かす 玉露 約160mg 茶葉10gに60℃の湯60mlを加え2.5分浸出 煎茶 約20mg 茶葉10gに90℃の湯430mlを加え1分浸出 紅茶 約30mg 茶葉5gに熱湯360mlを加え1.5~4分浸出 ウーロン茶 約20mg 茶葉15gに90℃の湯650mlを加え0.5分浸出

参考:科学技術庁(現 文部科学省)が公表している「五訂日本食品標準成分表」 出典: http://coffee.ajca.or.jp/webmagazine/library/caffeine | カフェイン | 全日本コーヒー協会
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