ココアに含まれるカフェイン量・他飲料とカフェイン量比較

料理の知識

ココアに含まれるカフェインの量は?

ココアに含まれるカフェイン量・他飲料とカフェイン量比較

カカオを原料とするココアは、カフェインを心配する女性や子どもにも安心して飲める飲み物として好まれていますが、そのココアにもカフェインは含まれています。

カカオ豆を原料に粉末状に加工したものが「ピュアココア(純粉末)」なのですが、そのピュアココアには、ごく少量のカフェインが含まれています。コーヒーに含まれているカフェイン量と比較すると、約1/6以下のカフェイン量であることから、からだにやさしい飲み物とされています。 日常で手軽に飲める飲料用として市販されているココア粉末は「ミルクココア(他の粉末材料が含まれているもの)」の種類が多いことからも、一般的にカップ1杯で摂取するカフェイン量は更に少量になります。カフェインという観点から考えても女性や子どもが安心して飲める飲料と言えます。

ココアの含有成分は?

ココアに含まれる栄養成分について、カカオポリフェノールや食物繊維、ミネラル成分など、うれしい成分が豊富に含まれていることが知られています。

リンク先サイトでは、コーヒーなどの他の飲料とのカフェイン含有量比較も確認できます。

ココア栄養成分:(4g使用)砂糖・牛乳不使用の場合 ・エネルギー:10.8kcal ・タンパク質:0.7g ・脂質:0.9g ・炭水化物:0.7g ・ナトリウム:0.6g ・ポリフェノール(カカオ):0.2g ・カフェイン:0.008g 栄養成分(日本食品成分表2015年版<七訂>内容より比較表) 片岡物産株式会社ホームページより

出典: http://www.kataoka.com/enjoy/library/cocoa/about.html |

「カカオ70」のココアのカフェイン量は?

では、カフェイン量の観点から、ハイビターココアとされる「カカオ70」についてのカフェイン量を見てみましょう。

ココア分70%・ポリフェノール600mgとの表記はありますが、原材料記載に「カフェイン」の表示がない「カカオ70」。ココアパウダーとしてカフェイン含有があっても、調整ココアとして含有量がごくわずかなことから記載されていないことも考えられます。 例えば他の商品であっても、カフェイン含有量が気になる場合には、「カフェインレス・ノンカフェイン・カフェインフリー」の表示がないものは控える選択をすることも必要になります。

「ココア」と「コカ・コーラ」のカフェイン量の違いは?

では日常の飲料として、子どもから大人まで幅広い人気をもつ「コカ・コーラ」とココアのカフェイン量を比較してみます。下記に記載している「日本コカ・コーラ株式会社」の公式サイトで公開の成分表には、カフェインの記載はありませんが、原材料名の最後にカフェインの記載があります。

同サイトの「お客様相談室 よくあるご質問」の中で「レギュラーコーヒーの約1/6」と回答されていますので、ピュアココアとほぼ同等のカフェイン含有量ということになります。 ピュアココアよりもミルクココアでココア飲料を作る商品が多く、「カフェインストラクターのカフェイン講座」というサイトでは、コカ・コーラのカフェイン量「約9mg(100mlあたり)」とされていることから、比較した場合には、ココア飲料を飲む方がカフェイン含有量は少ないということが言えるでしょう。

製品名 コカ・コーラ 種類 : 炭酸飲料 発売年月 : 1957.3 エネルギー : 45kcal/100ml 原材料名 : 糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、カラメル色素、酸味料、香料、カフェイン アレルギー:特定原材料 なし

栄養成分表示(100ml当り) ・エネルギー 45kcal ・タンパク質 0g ・脂質 0g ・炭水化物 11.3g ・食塩相当量 0g 日本コカ・コーラ株式会社ホームページより

出典: https://www.cocacola.co.jp/brands/coca-cola/cocacola |
Q.「コカ・コーラ」に含まれるカフェイン量はどのくらいですか? A.「コカ・コーラ」に含まれるカフェイン量は、日本食品標準成分表2010によるレギュラーコーヒー(浸出液)の約1/6、紅茶(浸出液)の約1/3、煎茶(抽出液)の約1/2となります。 日本コカ・コーラ株式会社ホームページ「お客様相談室」より 出典: http://secure-j.cocacola.co.jp/info/faq/detail.htm?faq=19114 |
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