紅茶に含まれるカフェインの含有量・ノンカフェインの紅茶

料理の知識
このように、どの状態の紅茶とコーヒーを比べるかということで結果が変わりますので、あながちどちらも間違っているとは言えないのです。

紅茶に含まれるカフェインの効果とは?

紅茶に含まれるカフェインの含有量・ノンカフェインの紅茶

ここからはカフェインの効果について具体的に紹介していきます。カフェインを摂取しすぎると体に悪い影響を与えると最初に伝えましたが、適量の摂取であれば良い効果もあります。カフェインを摂取することでどのようなメリット・デメリットがあるかを知っておくことは大切な事です。一緒に確認しましょう。

カフェインのメリットは?

カフェインのメリットは主に「強心作用・利尿作用・解熱鎮痛作用・覚醒作用」などです。

1つ目は強心作用です。これはカフェインが中枢神経を刺激することで起きる心臓の動き(働き)を活発にする効果です。この効果により血圧や心拍数が増大します。 2つ目は利尿作用になります。体の余分な水分を排出することを助けて、血圧の低下・体のむくみを取るといった効果があります。ただし水分の排出を助ける効果があるわけですから水分補給には向いていません。 3つ目は解熱鎮痛作用です。解熱鎮痛作用は頭痛に良く効果を発揮します。突然ですが頭痛薬の成分にカフェインが含まれていることをご存知でしょうか。カフェインには血管を収縮させる効果があるため、血管が拡がり起こる頭痛を和らげてくれます。 4つ目は覚醒作用です。これはかなりの人が知っている有名な効果ではないでしょうか。簡単に言ってしまえば眠気覚ましの効果です。カフェインがアデノシン受容体に結びつくことで脳の中枢神経が興奮したままの状態になります。この状態が続くことで眠気覚ましになると言われています。他にも集中力などにも影響してきます。

カフェインのデメリットは?

カフェインのデメリットは主に「頭痛・集中力の低下・気分の落ち込み(軽度の鬱)・疲労感」などです。メリットに頭痛を緩和する効果や覚醒効果により集中力が向上したりと書いてあったのにどういうことだと思われることでしょう。これらのデメリットはカフェインを摂取したことで得た効果の反動と言えるのです。過剰に摂取したカフェインが切れると今度はデメリットとして返ってくるということです。

ここで考えなければいけないことは「適切な量」です。最初の方に紹介した安全上の目安の範囲内でカフェインを摂取するとこのようなデメリットを緩和することができます。何よりも怖いことは目安を守らず過剰にカフェインを摂取し続けることで起こる可能性がある「カフェイン中毒」です。ここまで来てしまうと、冒頭に説明したような様々な症状を引き起こし悪化させていきます。自分は大丈夫だと思い込んでいると痛い目にあってしまうことがありますので気を付けましょう。

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