紅茶に含まれるカフェインの含有量・ノンカフェインの紅茶

料理の知識

紅茶に含まれている成分「カフェイン」

紅茶はアイスでもホットでも楽しむことができて、飲み方のバリエーションも豊富です。自分で茶葉から抽出しなくてもコンビニやスーパーなどですぐに飲める状態のものを購入することができます。おやつ時にお菓子などと一緒に楽しむこともあれば、リラックスしたいときに飲んだりと身近でありながらどこか上品さを感じさせる飲み物です。

そんな紅茶には「カフェイン」という成分が含まれています。紅茶以外にもコーヒーなどに含まれていますが、このカフェインは摂りすぎると体に悪い影響を与えてしまいます。今回は、紅茶に含まれている「カフェイン」の量などについてまとめていきます。紅茶をよく飲む人は特に確認してみてください。

紅茶に含まれるカフェイン量は?

紅茶は100㎎あたり20㎎程のカフェインを含んでいます。目安としては健康な成人の場合で1日に400㎎以下、一回の摂取で200㎎未満の摂取であれば安全上での問題はないとされています。カフェインを摂りすぎるとカフェイン中毒になってしまい頭痛・胃痛・吐き気・不眠や貧血・自律神経の乱れ等々、様々な悪い症状が出てくるようになってしまいます。稀ですが酷い場合には最悪「死」に至ってしまいます。

普段、紅茶を飲むときに「カフェイン」のこと、ましてや量など深く考えないかもしれませんが摂取しすぎることで体に悪い影響を及ぼす恐れがあるということを知っておきましょう。

水だし紅茶に含まれるカフェイン量は?

水だし紅茶の場合、100mlあたりおよそ12㎎のカフェインを含んでいます。普通の紅茶に比べてカフェイン量が少なめです。なぜ水出し紅茶の方がカフェイン量が少ないのでしょうか。

実はこのカフェイン量の違いには「カフェイン」の性質が関係しています。カフェインは水に比べお湯の方が多く抽出されるという性質があります。この性質によりお湯で抽出する紅茶よりも水で抽出する水出し紅茶のほうがカフェイン量が少なくなるといえます。

生姜紅茶に含まれるカフェイン量は?

紅茶に含まれるカフェインの含有量・ノンカフェインの紅茶

生姜紅茶のカフェイン量は普通の紅茶と大差ありません。しかし紅茶単品で飲むよりも期待できる効果は多いでしょう。むくみ・冷え性・便秘・高血圧などの対策になったり、体が温まり代謝が上がることから痩せやすい体になりダイエットにも良いとされています。

このように生姜を足すことで体に良い効果を期待できるのですが、飲みすぎると体にとって逆効果になってしまいますので適量を楽しむぐらいにセーブして飲むようにしましょう。

紅茶とコーヒーではどちらが高カフェイン?

紅茶に含まれるカフェインの含有量・ノンカフェインの紅茶

続いて紅茶とコーヒーのカフェイン量を比較してみましょう。この比較については紅茶の方がカフェインが多く含まれているという人と、コーヒーの方がカフェインを多く含んでいるという人で分かれます。

実際にコーヒー豆と紅茶の茶葉でグラムあたりのカフェイン量を比べると紅茶の方が多いです。もちろん茶葉、コーヒー豆ともに品種や抽出方法でカフェインの量は変わります。しかし紅茶の茶葉の方がカフェインが多く含まれているという結果に変わりありません。しかし「1杯分」で比べるとなると話しが変わります。 1杯とはすなわち、茶葉やコーヒー豆の状態から抽出して飲める状態になったものです。紅茶の茶葉は1杯で2~3グラム、コーヒー豆は1杯で10~12グラムほどを使います。1杯で使う茶葉とコーヒー豆の量に差が生じることで、少々ややこしいですが、飲める状態、すなわち1杯分で考えるとコーヒーの方がカフェイン量が多いということになります。
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