赤ちゃんには気を付けたいマテ茶のカフェイン
授乳を終えた赤ちゃんへの水分補給とカフェイン
授乳中は、赤ちゃんの水分補給の心配は基本的にはありませんが、授乳を終えてからは他の方法で水分補給をしていかなければなりません。最初に飲ませて良いのは、白湯か麦茶のみです。
カフェインを含むお茶は、まだ胃腸が未熟な赤ちゃんにとっては負担が大きいからです。赤ちゃんは、大人と比べてカフェインを分解する力が20~30倍も必要となり、下痢をしたり熱がでる場合もあります。 麦茶を飲ませる場合でも、薄めたものを使います。では、マテ茶など、カフェインを含むお茶などは何才から飲んでよいのかというと、実ははっきりとしたことはわかっていません。大人にとっても刺激物のカフェインなので、まだ発育途上の時にはなるべく控えたほうが良いでしょう。マテ茶を含むカフェインをとってもいいのはいつ頃から?
赤ちゃんや子どもにとってカフェインは良くないとはいえ、興味を持ってしまい、飲みたいと言ってくる時もあるでしょう。特にココアやチョコレートなどは、子どもにとっては魅力的なものですので、欲しがることも多いでしょう。そこで、ひとつの目安となるのが体重です。カフェイン摂取量の目安として体重が1kgあたり2.5mg程度なら大丈夫とされています。
また、カナダの保健省ではカフェインの悪影響が出ない一日当たりの最大摂取量について、4~6才は最大45mg、7~9才は62.5mg、10~12才は85mgとされています。 子どもにとっても必要な栄養分が豊富に含まれているマテ茶も、カフェイン摂取を計算し、薄めるなどの工夫をすれば、上手に発育に役立ってくれるでしょう。マテ茶をうまく活用して元気に過ごす!
毎日を健康で元気にすごすというのは、普通のことのようで実はなかなか難しいことです。そんな毎日の健康の手助けになってくれるマテ茶についてご紹介してきました。豊富に含まれる鉄分は貧血予防になりますし、カルシウムは骨や歯の材料になるだけでなく、イライラを抑えてくれます。
他にもマテ茶の効果としては、コレステロールの低下、肥満予防、食欲制御、疲労回復、ポリフェノールによる美肌効果、抗酸化作用、老化防止、認知症予防などが期待できるとされています。豊富な栄養分を含むマテ茶ですが、そればかり大量に摂取するとカフェインの取りすぎになってしまいます。 健康にとって一番大切なのは、やはり色々なものから栄養を摂取することです。その中でマテ茶をうまく活用して、元気で活力あふれる毎日を過ごしていきましょう。