クエン酸が多い食べ物や飲み物・効果|疲労回復/筋肉痛

料理の知識
食べ物などからクエン酸を摂取することで、クエン酸回路は活性化します。すると自動的に代謝があがり、ダイエットに効果が期待できるというわけです。加齢とともに落ちてくる代謝も、クエン酸を多く含む食べ物などで少しでもアップしてくれることを期待しましょう。

クエン酸が多い食べ物・飲み物ランキング、ベスト5

私たち人間の体にとって、なくてはならない栄養素「クエン酸」はどのような食べ物に多く含まれているかご存知でしょうか。ここからは、クエン酸を多く含む食べ物をランキング形式でご紹介いたします。最近疲れがたまってきてるなと感じる方や、運動をよくする方、運動をする予定のある方は、これからご紹介する食べ物を積極的に摂取してみてください。

5位「グレープフルーツ」

クエン酸が多い食べ物や飲み物・効果|疲労回復/筋肉痛

酸味の強い柑橘類のような食べ物にはクエン酸が多く含まれています。そのまま食べられる手軽さが果物のよさです。ランキング5位は「グレープフルーツ」です。可食部分100gに対し、クエン酸の含有量はおよそ1gとなっています。この1gは決して少なくありません。1gを超えるのはかなり優秀な食べ物といえます。

また、グレープフルーツはクエン酸以外にもカロテンが豊富なため、動脈硬化や、ガンの抑制を行う働きを持っています。クエン酸と共に吸収される豊富なビタミンCは、風邪の予防や、美肌効果の高さにも定評があります。

グレープフルーツの上手な食べ方

食べる際は、カットしたものをそのまま頂くのも良いですが、果肉の部分をサラダに入れると、目先が変わって新しい楽しみ方ができます。注意したいのは、服用している薬がある場合です。薬との相性の問題がでてくる恐れがありますので、確認をしてから食べることをおすすめいたします。

4位「キウイ」

クエン酸が多い食べ物や飲み物・効果|疲労回復/筋肉痛

可食部100gあたりに対し、約1.3gのクエン酸含有量を誇るのが「キウイ」です。夏の果物として有名なキウイは甘さの中に酸味もあり、食欲が落ちがちな暑い季節にぴったりな食べ物です。クエン酸が多い食べ物には、気軽に食べやすいものが多い点も魅力です。

酸っぱいキウイを甘くする方法や食べ方

もし、店頭で手に取ったキウイがまだ固いなと感じるものしか無ければ、室温で数日保存しましょう。追熟し、甘く柔らかいキウイに変化します。生のままカットして食べるもよし、ミキサーにかけてピューレにし、アイスに掛けるソースにしてみたり、スムージーとして楽しんだりとバリエーションに変化をつければ、とても楽しむことができる食べ物です。

3位「イチゴ」

イチゴはキウイと並んで、大変クエン酸量の多い食べ物です。こちらもキウイと同じく、可食部100gあたり、およそ1.3gとなっています。同じ含有量でありながらキウイより上位に位置したのはひとえに「食べやすい食べ物である」という点です。

キウイに比べると比較的イチゴのほうが酸味が少なく酸味が軟らかいものが多いです。酸味が強いものが苦手という方も、どちらかといえばイチゴのほうが食べやすいでしょう。

イチゴの旬

イチゴが最もおいしく食べられる旬の時期は、品種にもよりますが12月~2月ごろが一般的です。これ以外のシーズンでも美味しく食べることは可能ですが、できれば旬の時期、栄養価が最も高い時に積極的に食べることをおすすめします。

2位「梅干し」

クエン酸が多い食べ物や飲み物・効果|疲労回復/筋肉痛

見ているだけでよだれが出て来る「梅干し」も、かなりクエン酸を多く含む食べ物です。可食部100gあたり、およそ4gなのでかなりの含有率な食べ物であることが分かります。

梅干しは「不溶性」と「水溶性」の2種類の食物繊維を含んでいることから大変バランスが良く、整腸作用や、利尿作用があるため、体内の老廃物を体外に排出してくれる役割を持っています。クエン酸とのタッグで、体内に蓄積される有害物質を外に追いやってくれるので、美肌やダイエットにも期待ができる食べ物です。 そのまま食べてもよし、おにぎりや飲み物で割ってもよしと、手軽に手に入りやすく、摂取しやすい点からもおすすめの食べ物です。
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