コカ・コーラ社のマテ茶のカフェイン量は?
マテ茶を健康的なお茶として、日本での知名度を広げたと言っても過言ではないのが、2012年に日本コカ・コーラ社から発売された「太陽のマテ茶」ではないでしょうか。マテ茶には、苦味があり独特な味のため、好き嫌いが分かれる味です。「太陽のマテ茶」では、茶葉を深煎りし日本人の好みに合わせて作られたと言われており、比較的飲みやすい味になっています。
味に関して日本人の好みに合うようにローストされている「太陽のマテ茶」ですが、カフェイン量についても気になる方がいるのではないでしょうか。「太陽のマテ茶」のカフェイン量も前の項でご紹介したのと同じ量、つまり100ml中10mg含まれています。マテ茶とウーロン茶のカフェイン量に違いはあるのか
マテ茶のカフェイン含有量は少なめということは先述の通りです。では、ウーロン茶と比較してみると、カフェイン量に違いはあるのでしょうか。ウーロン茶のカフェイン含有量は、100ml中20mgとなります。10歳~12歳の子どもの体に影響を及ぼさない量が1日85mgとなっています。
200mlのコップでウーロン茶を2杯(400ml)を飲んだ時のカフェイン量は80mgとなるため、カフェイン量としては普通と言えるのではないでしょうか。マテ茶はウーロン茶のカフェイン量を比較すると、半分の量のカフェインとなりますので、やはりマテ茶のカフェイン量は少なめと言えるでしょう。妊娠中にマテ茶のカフェインは要注意!?
カフェインを含んだ飲料について細心の注意を払っている方の中の1人が、おなかの中に赤ちゃんがいる妊婦さんでしょう。早産や流産等、胎児や母体へ悪影響を及ぼす可能性から、妊婦さんが避けるべきものの1つとなっているのが、カフェインなのです。では、少ないながらもカフェインを含んでいるマテ茶は、妊婦さんにとって避けるべき飲料なのでしょうか。
妊婦さんのマテ茶摂取については、妊娠中に不足しやすいミネラルが含まれているため、薄く作って適量を飲むことに問題はないと言われています。しかし、少量ながらカフェインは含まれていますので、大量の摂取は避けましょう。飲用してみたいという方は、かかっている産婦人科の医師に相談・確認してから、マテ茶を飲むとより安心でしょう。授乳中はマテ茶のカフェインに注意するべき!?
授乳中にカフェインを摂取すると、約0.06~1%程のカフェインが母乳に含まれると言われています。乳児はカフェインを排出する機能が未熟なため、微量とは言っても心配と感じる方も少なくないでしょう。しかし、マテ茶には鉄分やカルシウム等栄養が豊富ですから、授乳にあたり飲みたいと言う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
マテ茶のカフェイン量は、コーヒーの約1/4程と少なめとなります。そのため妊娠中と同様、薄いマテ茶を適度に飲む分には問題ないと言われています。とは言え、カフェインは含まれる飲料となりますので、摂取する前に一度、産婦人科医等の専門医に相談してみることをお勧めします。