ココアのカフェイン量・他飲料とカフェイン量比較

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ココアに含まれるカフェインの量

ココアのカフェイン量・他飲料とカフェイン量比較

甘くて、コーヒーが苦手な方や、お子さんにも大人気のココア。コーヒーや紅茶にカフェインが入っているのは有名ですが、甘いココアにもカフェインが含まれているのはご存知ですか?子供のころから慣れ親しんで、親になり自分もお子さんに飲ませてるという方も多いのではないでしょうか?

そんなココアに、一体どれくらいのカフェインが含まれているのでしょうか。

森永製菓のホームページには Q.ココアにはカフェインは含まれていますか。

A.ココアにもわずかにカフェインが入っています。 ココアに含まれるカフェインはお茶やコーヒーに含まれる量よりはるかに少ないので あまり気にせず、お飲みください。

出典: http://www.morinaga.co.jp/ |

続いて、バンホーテンのホームぺージには Q.カフェインは含まれていますか?

A.ごく微量ですが含まれています。コーヒーの10分の1程度の僅かな量です。 出典: http://www.kataoka.com/contact/vanhouten.html |

どのホームページも、コーヒーより少ないという表記に留まっていました。 実際に150ml中のカフェイン量を比較してみました。 ・コーヒー…100~150mg ・紅茶…30~75mg ・緑茶…40~50mg ・ココア…10~50mg

ココアは、10~50mgと幅が広いですが、純度が高ければ高いほどカフェイン量も多いという結果になりました。

ココアに含まれる成分は?

ココアのカフェイン量・他飲料とカフェイン量比較

美容と健康にも良いと言われているココア。 どんな成分が含まれていて、何に良いのかを見ていきましょう。

・カカオ ポリフェノール ポリフェノールといえば、赤ワインというイメージですが、なんとココアにはもっと多くのポリフェノールが含まれています。ポリフェノールには抗酸化作用があり活性酸素を取り除きます。そのため、美肌効果や、アンチエイジング効果も期待できます。

・テオブロミン カフェインに似た成分ですが、カフェインより刺激が少なく、穏やかに作用します。 副交感神経が活性され、ホッとした気分にさせると言われています。 また、毛細血管を広げる作用があり、血流を良くしてくれます。 血流が良くなることで、高血圧予防にも効果が期待できます。

・食物繊維 ココアが、便秘に良いと言われるのは有名ですが、それは食物繊維が豊富だからです。 できれば、お薬などに頼らず、自然の食べ物から解消したいですよね。 なんとココアには、セロリやゴボウより多くの食物繊維が含まれています。 また、オリゴ糖をプラスして飲むとさらに腸内環境を良くしてくれます。

・ミネラル ミネラル豊富なココアは、貧血予防に効果的な鉄とその吸収を助けるマグネシウムを 両方一度に摂ることが出来るます。また、カリウムは余分な塩分を排出してむくみ予防に効果があります。

このように、体に良い様々な成分が含まれています。

カフェインレスのココアの紹介

ココアのカフェイン量・他飲料とカフェイン量比較

最近は、カフェインレスコーヒーや、ほうじ茶が流行るなど、カフェインレス、ノンカフェイン、デカフェ等に注目が集まっています。では、ココアにもカフェインレスがあるのでしょうか?

まず、ココアとは何なのか?定義に迫ってみました。日本チョコレート・ココア協会によると、カカオの実からココアバターを絞り粉末にしたもの。カカオには、カフェインが含まれているので、カフェインレスはほとんどありません。

カフェインなし

カフェインがなく、ココアに近いものがないか探してみたところ、ありました! 主に、地中海で栽培されるマメ科の植物のキャロブパウダーというものです。ココアに近い風味を持ち、ココアパウダーの代用品として、パンやお菓子作りで使用されています。

少し酸味があるのですが、甘味を加えれば味の違いは目立つほどありません。砂糖よりも、はちみつを混ぜると相性がいいそうです。これなら、妊娠中や、授乳中も安心です。
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