ココアのカフェイン量・他飲料とカフェイン量比較

ドリンク・お酒

妊娠中に飲んでも大丈夫?ココアのカフェイン量

ココアのカフェイン量・他飲料とカフェイン量比較

妊娠が判明すると、毎日の食事や飲み物などいろいろな事に気を使いますよね。 ですが、どこまでがOKで、どれは控えた方がいいのかを具体的に知っている人は実際の所、少ないのが現実です。

妊娠中は胎児の為にも、コーヒー、紅茶なら一日2~3杯と言われています。上でも紹介した通り、ココアのカフェインはコーヒーの約10分の1ですので、基本的には、妊娠中でも気にせず飲んで問題ありません。

妊婦さんはどうしてカフェインを控えなくてはいけないの?

ココアのカフェイン量・他飲料とカフェイン量比較

そもそも妊婦さんは、どうしてカフェインを摂取してはいけないのでしょうか? また、赤ちゃんにどんな影響を及ぼすのでしょうか?

妊婦さんがカフェインを摂取すると、胎盤を通じて赤ちゃんへも同じ量のカフェインが届けられます。ママにはなんて事ないカフェインでも、赤ちゃんの小さな身体には多量のカフェインとなり、完成していない内臓では分解し排出する事が出来ません。 また、胎盤の血流を減少させるとも言われていて、赤ちゃんの発育を阻害して、死産のリスクを高めるといわれています。

あくまでもカフェインを毎日大量に摂取するようなケースですが、飲み過ぎには注意を喚起しています。気にしすぎて我慢すると、かえってストレスに繋がるので、バランスよく適度に摂取していきましょう。

子供は飲んでも大丈夫?ココアのカフェイン量

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子供も好んでよく飲むココア。ここでは、子供は一日にどれ位なら飲んでも大丈夫なのか?また、何歳から飲んでも平気なのか、飲みすぎた場合の危険性についてもお伝えしていきます。

12歳以下の子供が1日に摂取していいカフェインの量は100mgとされています。上でも紹介した通り、ココアのカフェイン量は150ml中10~50mgです。10~50mgと差が大きいのは、製品によって含有量が異なるためです。ですので、わからない場合は、1日2杯程度に留めておくのが良いでしょう。 ココアにはカフェインも含まれていて、栄養素も豊富ですが、月齢の小さな赤ちゃんには刺激が強すぎるので与えない方がいいそうです。9か月を過ぎてフォローアップミルクを飲むようになったら、風味づけの為に、純ココアを耳かき1杯程度から始めてみて下さい。1歳を過ぎて、離乳食が進んでいるれば、飲み物として与えても問題ありませんが、もともと便が緩い乳幼児なので、観察をしながら飲ませることが必要です。

なぜ、子供にカフェインの与えすぎが良くないのか?

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なぜ、子供は1日100mgのカフェインに抑えなくてはいけないのでしょうか? それは、成長を妨げるという副作用があるからです。 摂取しすぎると、鉄分やカルシウムという成長に大切な栄養素を壊してしまいます。

また、カフェインには、脳の中枢神経に作用して、眠気を覚ます作用があります。 大人には丁度いい刺激でも、身体の小さい子供には強すぎて、イライラや不安感などをもたらすそうです。また、身体がまだ小さい分、少しの量でも影響を受けやすい場合もあります。ですので、子供が欲しがったとしても、積極的に与えるものではないでしょう。

12歳以上になると、100mg以上摂取しても問題なくなるそうです。

ココアのカフェインがつわりに効く?

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妊娠した喜びから一転、地獄の日々にも思えるつわり。食べ物を全く受け付けなくなり、なんとか飲み物は飲める...。だけど、それじゃぁ、赤ちゃんに栄養が足りないんじゃ?と、いろいろ心配になってしまいますよね。そんなつわり時期に、ココアはどんな効果があるのでしょうか?

実際に、ココア又はカフェインがつわりに効果的という結果は得られませんでした。ですが、ココアは牛乳で溶かして飲むので、1日に必要な量の半分の鉄分、ビタミンD。35%程度のビタミンA、ビタミンB2、ナイアシン。44%程度のビタミンB1がコップ1杯で摂取できます。 妊娠中は、便秘になる人も多いと思いますが、ココアは便秘解消にも効果的です。 空腹や、水分不足で気持ち悪さが悪化したりするので、その点でもココアは優れていると言えます。

ですが甘い分、当然糖分も入っているので飲みすぎには注意しましょう。
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