カフェインの致死量と死亡事故の関係性とは?
エナジードリンクに関する死亡事故が、主に海外で相次いで起こっています。レットブルなどのエナジードリンクを大量に飲み、亡くなってしまった人のほとんどが、心臓がはち切れんばかりに肥大していたと言います。エナジードリンクに含まれるカフェインを短時間で大量摂取したため、心臓に負担がかかって発作が起こり、そのまま死亡、ということが原因です。
カフェインというのは、適量を摂取すれば中毒症状や発作など起こりません。では、エナジードリンクの大量摂取が原因で亡くなってしまったニュースというのは、どのような内容なのでしょうか。カフェインの大量摂取によるニュースの一例とは?
エナジードリンクの大量摂取により、カフェイン中毒症状を起こし死亡してしまった男性の中には、18時間中に710ml入りのレッドブルを24本飲んでいたという方がいました。ここまで来ると急性なカフェインの過剰摂取により、心臓に多大な影響を及ぼします。
また、14歳の少女がモンスターエナジー700mlを2本飲み、不整脈を起こし亡くなったというニュースもあります。少女が飲んだのは2本だけですが、子供は成人した大人よりもカフェインに弱いのです。また心臓に持病を抱えている方にも注意が必要です。心臓に持病を抱えている方が、レットブルを4本飲み、心臓発作を起こし亡くなったというニュースもあります。 カフェインだけでなく、アルコール等にも言えますが、急性的に大量摂取することによる肝臓や心臓への負担というのは、私達が思っているよりも多大であり、最悪の場合このような事態を引き起こします。適量を守ることが必要です。カフェインの致死量はレットブル何本分?
では、実際にレットブル約何本分が、カフェインの致死量となるのでしょうか。一般的には、成人を越えている大人で3時間以内に17mg以上の量のカフェインを摂取すると、ほぼ100パーセント急性の中毒症状がでると言われています。健康的な大人が、摂取しても身体に悪影響を及ぼさないカフェインの量は、約400g程度です。
約レッドブル5本分ですが、カフェインというのはチョコレート等、普段何気なく口にしている食べ物にも含まれているので、気をつけなくてはいけません。ですがこの数字が確かというわけではなく、体のつくりによって個人差が出てきます。お酒に強い人と弱い人がいるように、体質的にカフェインにも強い人と弱い人がいます。あくまで目安として考えることをオススメします。モンスターエナジーとレットブルの違いとは?
みなさんはモンスターエナジーとレットブル、どちらが好きでしょうか。モンスターエナジーとは2002年に販売開始されたもので、米国オリジナルレシピにはタウリンが配合されているので、日本ではアルギニンに置き換えられ、レットブルと同じく清涼飲料水として販売されています。レッドブルとモンスターエナジーには、どのような違いがあるのでしょうか。
コンビニなどで並んでいるのを見ても、モンスターエナジーの方がレットブルよりも大きいことがまずわかります。モンスターエナジーは一本あたり355ml、味のフレーバーも多いのが特長です。日本では6種類ですが、海外では34種類販売されています。 また、日本ではモンスターエナジーもレッドブルも清涼飲料水として販売されています。コーラやジュースと同じ類のものです。ジュースといえば糖質ですが、モンスターエナジーに含まれる糖質は一本あたり45g、レッドブルは26gなので、モンスターエナジーの方が多いことがわかります。