玄米茶の魅力とは？
お茶には様々な種類がありますが、その中でも穀物がブレンドされているのが玄米茶。食事にもよく合い、すっきりとした味と香ばしさが特徴です。
玄米茶は、煎茶などに蒸した玄米を炒ったものを加えたお茶です。茶葉の使用量が一般的な緑茶などと比べて少なくなります。そのため玄米茶のカフェイン含有量は少なく、妊娠中や子供でも安心して飲めるお茶と言えるでしょう。生活習慣病予防やストレス緩和にも
玄米茶にはビタミンが豊富に含まれているので、美容効果や健康効果も期待できます。コラーゲンの生成を助けたり、免疫力を高めることで風邪の予防にもなります。
他にも、生活習慣病やストレス緩和に有効な成分が含まれています。 生活習慣病には、糖尿病や脳卒中などがあります。日本人の6割近くが生活習慣病で亡くなっているというデータもあります。この生活習慣病を予防するために有効なのは、ガンマオリザノールという成分です。ガンマオリザノールは、ポリフェノールの一種です。悪玉コレステロールを減らす働きがあり、動脈硬化の予防にも効果があると言われています。 ストレス緩和に有効なのは、GABAという成分です。GABAは天然アミノ酸の一種で、神経を落ち着かせる働きがあります。体内でも作られますが、ストレスの多い現代社会に生きる人にとっては、GABAが不足していると言えます。また、コレステロールと中性脂肪の増加を抑える働きもあります。 このような効果のある成分を、玄米茶で簡単に摂取することが可能です。玄米茶に含まれるカフェイン量
玄米茶には茶葉が使われているため、少量ですがカフェインは含まれています。玄米茶に含まれるカフェイン量は、100mlあたり約10mgです。
そもそもカフェインって？
カフェインと聞くと、コーヒーを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。カフェインは、コーヒーの他に、チョコレートやココア、紅茶、緑茶、そして玄米茶などに含まれています。では、そのカフェインにどういった効果があるかご存知ですか？
カフェインが体に入ったときの効果には、主に興奮作用や強心作用、利尿作用があります。カフェイン量や体型、年齢によっては副作用が出ることもあります。カフェインの作用にどのようなものがあるのか、具体的に見ていきましょう。カフェインの作用とは？
カフェインの主な作用として、興奮作用、強心作用、利尿作用があります。
興奮作用とは、脳の中枢神経が刺激され、興奮状態になることです。コーヒーを飲むと眠気が冷めたりすっきりするという人は少なくないでしょう。それはカフェインの効果と考えられます。強心作用とは、心臓の収縮力が上がり、心拍数や血圧が上がる作用です。カフェインが入った飲み物により、動機をすることが考えられます。 利尿作用とは、トイレが近くなることです。コーヒー、紅茶、緑茶などを飲んで、1時間以内に何回もトイレに行きたくなるというような場合は、カフェインによる利尿作用が働いているからだと言えるでしょう。 そして副作用は、適正量以上のカフェインを摂ることによって起こる可能性があります。症状としては、夜眠れなくなる、イライラして落ち着かない、カフェインに依存してしまう、などがあります。1日のカフェイン量の目安
カフェインに興奮作用や副作用があることはお話ししました。副作用というとマイナスなイメージですが、副作用が出てくるのは、カフェインを適正量以上に摂っている場合に多く見られます。その適正量とはどのくらいなのかを見てみましょう。
成人の1日のカフェイン摂取量は300〜400mgまでが適正とされています。コーヒーならばマグカップで2〜3杯程度までの量です。玄米茶に含まれるカフェイン量はわずかですから、1日に2リットル飲んだとしても適正量は越えないということになります。妊娠中や子供へのカフェインの影響
