缶コーヒーのカフェイン量比較・カフェインレス缶コーヒー

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エスプレッソ缶コーヒーに含まれるカフェインは?

エスプレッソとは?

そもそも、「エスプレッソ」とはなに?という疑問にお答えします。

エスプレッソとは、コーヒー豆を深煎りかつ微細に挽き、そうしてできたコーヒー粉を敷き詰めて固め、高圧・短時間で抽出されたコーヒーのことです。

まず「深煎り」とは、コーヒー豆を時間をかけて焙煎、つまり加熱乾燥させることです。そうすることで、苦味が強くなります。そして「微細に挽いた」とは、その焙煎した豆をとにかく細かくすることです。微細に挽けば挽くほど、強く濃い味をつくりやすくなります。 エスプレッソはお店で頼んでも、普通のコーヒーよりも量が少なく、その分苦味が強く味が濃いと感じた人も多いと思いますが、どうやらコーヒー豆の焙煎、抽出方法にその訳が隠されていたようです。

エスプレッソ缶コーヒーのカフェインは?

もともと、イタリア生まれだったエスプレッソも日本に根強く浸透し、今現在、エスプレッソの缶コーヒーが世に溢れ出ていますが、含まれるカフェインはどれくらいなのでしょうか。実際、エスプレッソを飲んでみると、味が濃く、カフェインがとても多いように感じる人も多いです。

しかし、一般的なコーヒーに含まれるカフェインの量よりも、エスプレッソのカフェインの量の方が少ないのです。一般的なコーヒーのカフェイン量は、100ml中約60mgとお伝えしましたが、エスプレッソのカフェイン量は100ml中約40mgです。エスプレッソの方がカフェイン含有量が少ないのは、上記で説明したコーヒーの抽出方法によります。

カフェオレとカフェラテの違い

缶コーヒーの中でも、ブラックや微糖などさまざまな種類がありますが、その中でも、カフェオレとカフェラテの違いがあまり理解されていません。ここではその違いを説明します。

カフェオレとカフェラテの大きな違い

「カフェ・オ・レ」はフランス語で、「レ」はミルクという意味です。つまり、コーヒーにミルクを混ぜたものです。カフェオレのコーヒーは、一般的なコーヒーです。「カフェ・ラテ」がイタリアの造語で、「ラテ」はイタリア語の「ラッテ」からきたものでミルクという意味です。

つまりこちらも、コーヒーにミルクを混ぜたものです。しかし、カフェオレと違うところは、コーヒーの種類で、カフェラテで使用されるコーヒーは先ほど紹介した「エスプレッソ」なのです。

だから味も少し違う

エスプレッソは抽出の仕方から、普通のコーヒーよりも濃い味であると紹介しましたが、そのため、カフェラテは少し苦みが残る大人な風味であり、カフェオレはそれに比べるとマイルドな味になるのです。これから、お店で注文するときや自動販売機等で買われる際は、そのことを意識してみてはいかがでしょうか。

カフェインレスの缶コーヒーがある!?

最近、「デカフェ」という言葉をよく聞くようになりました。「デカフェ」とはカフェインレス、つまりカフェインが入っていないものという意味です。普通のコーヒーとデカフェのコーヒーでは多少風味や後味は違いますが、あまり味に大きく変化があるわけでもないので、なんらかの理由でカフェインを摂れない人、控えたい人にはもってこいです。

そんなデカフェのコーヒーがなんと、缶コーヒーにもあります。
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