口だけの人について
「口だけの人」という言葉がよい意味で使われることはありません。人から「口だけの人」と呼ばれないようにすることが肝心です。ここで紹介する「口だけの人」の特徴に、自分が当てはまらないかを確認し、もし当てはまるのであれば、それを是正することが大切です。
また口だけの人の特徴を学び、そのような人との付き合い方も学びましょう。「口だけ」の意味
「口だけ」」とは、「口ではなんでも理想的なことを言うが、実際に行動に移さない」という意味で、「口だけの人」とはその特徴を備えている人です。「口先だけ」「口ばかり」「言葉ばかり」「言葉だけ」も同じ意味でよく使われています。
口だけの人の特徴
代表的な「口だけの人」の特徴を男女別に紹介します。もちろん、男性の特徴が女性に、女性の特徴が男性に当てはまることも多々ありますので、特徴を確認するときは、男女問わず両方の特徴を確認することをお勧めします。
口先だけの男の特徴
「口先だけの男」は、女性が付き合ってはいけない男性の代名詞です。「口では結婚しようといっても、実際に結婚に踏み切れない」という男性に対して、よく使われている言葉です。ここでは「口だけの人・男」の代表的な特徴を紹介します。
特徴1：ナルシスト
「口だけの人」であるナルシストは、「自意識過剰」「自分至上主義」「自己中心的」といった特徴をもつ人のことで、男性にみかけられます。あらゆる面で自分に自信を持っており、それが周りの人を不快にさせることが多いです。
ナルシストの男性は、女性が付き合う相手としてお勧めできません。デートの際でも、何事においても自分を優先し、一緒にいても楽しくない相手です。特徴2：うその自慢話
うその自慢話をする「口だけの人」とは、実際にそれを実行するようではない特徴の人に見かけられます。最初は話を聞いていて面白いとおもいますが、あまりにも度が過ぎていると、聞いている人に不快感を与えます。
面白がって話を聞いていると、拍車をかけて自慢話をしてきます。うその自慢話を止めさせたいとおもうなら、そのような自慢話を、今後一切無視してしまうのが一番の方法です。特徴3：自分を大きく見せる
簡単にいうと見栄をはる人も「口だけの人」に分類されますが、見栄をはるのは人間の本能ですので、誰にでも大なり小なり自分を大きく見せたいとおもうことがあります。
本人も心のどこかで見栄をはっていることに気が付いています。度が過ぎてしまうと、周りの人からの信用を失うことになります。「自分を大きくみせる」ことは、「小さな嘘を繰り返す」ことで、自分自身も本当の自分との見分けが付かなくなることがあります。特徴4：行動が伴わい
「口だけの人」の典型的な特徴で、言ったことを行動に移さない人のことです。行動が伴わない人は周りから嫌われ、それが度重なると、みんなから見捨てられてしまいます。
特に仕事の面で行動が伴わないと、約束をした成果を出せないことになり、責任問題にまで発展することがあります。もし行動が伴わないタイプの部下がいるならば、一緒に行動することが、その人を是正させるための一番の対策です。特徴5：指図をする
テキパキと部下に指示をしてチームとして目標を達成するリーダーであれば、指図をするだけでも問題ないとおもいます。
しかし、自分が好きなことや目立つことだけ行い、嫌なことや地味なことは人に指図するような特徴の「口だけの人」は周りの人から嫌われてしまいます。このようなタイプの人が出世街道を走ることがありますが、部下から嫌われる典型的な上司になってしまいます。特徴6：女たらし
すぐに女性を口説いたり、声をかけたりするのが、女たらしの特徴ですが、甘え上手で母性本能をくすぐるタイプもおり、それが「口だけの人」です。女性の扱い方がとても慣れているので、初めは素敵な男性だと感じてしまうことが多いとおもいます。
この特徴を備えた男性と付き合い始めても、すぐに他の女性に目移りすることが多いので、ナルシストと同じように女性が付き合う男性としてお勧めできません。特徴7：他力本願
他力本願とは、「人まかせ」「他人依存」「成り行き任せ」といった意味です。「口だけ出して、後は人まかせ」にしてしまうので、他力本願も「口だけの人」の典型的なタイプになります。
「特徴4：行動が伴わない」タイプの人と比べると、「行動しない」ことがはっきりしているので、周りの人からある程度のフォローを得られる可能性がありますが、自分では何もやらないので、最終的には周りの人からの信用がなくなります。特徴8：空々しい
「空々しい」とは、「言葉や行動がわざとらしく誠実さがない」といった意味です。話し言葉に誠実さがないため、周りの人は言っていることが真実かどうか分からず、全く信頼感が持てないタイプの人になります。
この特徴を持った人と付き合うときは、言ったことを確実に実行しているかを常に確認する必要があるので、かなり煩わしく感じてしまいます。特徴9：歯の浮くようなことを平気で言う
実際にはおもってもいないことに対して、度が過ぎるくらいに好意的な言い方をするタイプの人も「口だけの人」です。女性の容姿に対してこの言い方をする男性をみかけます。
例えば、どう見ても40代の女性に対して、「いつも若々しくて20代の女性にしか見えません」といった言い方をする人です。相手に対して不快感を与え、最終的には周りの人から敬遠されるようになります。口先だけの女の特徴
「口先だけの女」は、性格が悪い女性の代名詞で、これも「口だけの人」といえます。「この仕事をやる」といっておきながら、納期までにやらずにいて、最終的にしらばっくれる女性です。ここでは「口先だけの女」の代表的な特徴を紹介します。
特徴1：プライドが高い
プライドが高いため、地味なことを言ったり、地道なことをしたりすることが嫌いなタイプの人です。目立つことしか言わないため、周りの人からすると輝いて見えることがありますが、話す内容に全く中身がないことが多いです。
また、批判的なことを言ってしまうと、プライドを傷つけて、ヒステリックになる傾向があります。批判的なことを言いたい場合は、まずは褒めたたえてから軽く批判するような言い方をする必要があります。特徴2：文句が多い
何かをお願いしても必ず一言は文句を言うタイプの人も「口だけの人」です。ただし、依頼をするときに必ず確認をする人がいますが、これを文句と勘違いしてはいけません。依頼内容が不明だと、仕事ができる人であれば必ず確認を入れます。
文句と確認は大違いですので、注意する必要があります。ストレス発散の意味合いで文句を言う人もいますので、その場合は聞き流すのが一番の対応方法とおもいます。